「ドイツサッカーのレジェンド」ローター・マテウス(65)が、ドイツ代表の2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ(W杯)早期敗退の原因に代表チームの「WAGs(Wives and Girlfriends、世界的なスター選手の妻・恋人を意味する言葉)」を挙げた。ユリアン・ナーゲルスマン監督の恋人にも言及した。
英ザ・サンの1日(現地時間)の報道によると、マテウスは独ビルトのインタビューで、ドイツがW杯32強戦でパラグアイに敗れたことに関し「競技場だけでなく競技場の外でのことも議論されなければいけない」と話した。
ドイツ代表は先月30日、米ボストン競技場で行われたパラグアイとの32強戦から延長戦まで1-1で引き分けた後、PK戦で3-4で敗れた。ドイツがW杯のトーナメントでPK戦で敗れたのは今回が初めてだった。この試合の敗戦でドイツは3大会連続で16強進出に失敗した。2014年ブラジル大会で優勝した後、2018年ロシア大会と2022年カタール大会では共に1次リーグで敗退した。
ナーゲルスマン監督は2028年欧州サッカー選手権大会までの契約だが、元ドイツ代表のマッツ・フンメルスをはじめとするサッカー界関係者は早期更迭を要求している。マテウスは今大会で「サッカーの神」メッシが破るまでW杯最多出場(26試合)記録を保持していた。マテウスはW杯決勝の舞台を2回も踏んだ。1990年イタリアW杯で優勝した当時は主将だった。ドイツ代表として150試合に出場した。
マテウスは今回の北中米W杯代表でのドイツ代表チームの状況が1994年米国W杯当時と似ていると主張した。当時、ドイツは8強でブルガリアに敗れた。マテウスは「1994年にもこのテーマを扱ったドキュメンタリーがあったが、今回もそれほど変わらないと思う」とし「多くの選手は競技場の内外で処理することが多かった。妻や家族みんなに関連する多くの記事があふれた」と指摘した。そして「競技場のことより家族と一緒にいることがさらに重要だった」と話した。
マテウスは今回の北中米大会参加選手の妻らがキャンプに一緒にいたため、選手団がW杯を家族の休暇のように楽しんだという見方を示した。マテウスは「選手たちが米国に来て2週も経過していない時から、すでに家族が一緒にいた」とし「8強から家族を呼んでもよかった」と指摘した。続いて「家族の移動便とホテルの予約問題が代表チームの内部でももめ事だった」と伝えた。また「関心は今回のW杯に向いていなかった」とし「いつも家族の無料入場のことばかりが強調された」と話した。
マテウスはナーゲルスマン監督の恋人レナさん(34)が代表チームの周辺にしばしば姿を現したことも批判した。
ビルトによると、レナさんはフランクフルト事前キャンプから練習と回復セッションを参観した。ナーゲルスマン監督と共に自転車に乗る姿なども確認された。マテウスは「彼女はあまり写真に写らない方がよい」と語った。
32強敗退でドイツでは大きな批判世論が形成された。しかしナーゲルスマン監督は試合後、ドイツ放送局ZDFのインタビューで「私は逃げる人でない」とし、指揮官から退かない考えを明らかにした。
ナーゲルスマン監督の後任候補にはユルゲン・クロップ元リバプール監督、トーマス・トゥヘル現イングランド代表監督、セバスティアン・ヘーネス・シュツットガルト監督、ジョゼップ・グアルディオラ元マンチェスターシティ監督らが挙がっている。
半面、「WAGs」を早くから呼んでいた「サッカー宗主国」イングランドは好調で、1966年の自国大会以来60年ぶりの優勝に挑戦している。一部の選手の恋人は大会開幕前から現地に合流した。イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督はこうした決定について体系的な準備過程の一環と強調した。トゥヘル監督は「暑さと湿度への適応準備のために我々は他のチームより早く米国に移動する」とし「早期キャンプを通じて自由時間、家族および友人との時間、そして練習時間がバランスよく組まれるだろう」と明らかにした。
イングランドは2日(日本時間)、米アトランタ競技場で行われた北中米W杯32強戦でコンゴ民主共和国に先制ゴールを許したものの、ハリー・ケインの劇的なマルチゴールで2-1で逆転勝ちし、16強に進出した。イングランドは6日にメキシコシティで共同開催国のメキシコと対戦する。
2026/07/03 12:03
https://japanese.joins.com/JArticle/351502