北朝鮮が米国による「完全な非核化」原則の再確認を北朝鮮に対する敵視政策と規定し、核保有国の地位を放棄しないという立場を明らかにした。
北朝鮮外務省報道官は31日の談話を通じ、最近米国が北朝鮮の完全な非核化を引き続き推進するという立場を明らかにしたことについて「朝鮮民主主義人民共和国に対する米国の対決立場がより一層明白に表明されていることを目撃することができる。」と主張した。
北朝鮮は26日(現地時間)、米国務省報道官など米政府関係者が「朝鮮の完全な非核化に引き続き専念」とし、「米国の対朝鮮政策にはいかなる変化もない」という立場を明らかにした点を問題視した。
米国が北朝鮮の人権問題を提起していることについても「わが国家のイメージをダウンさせ、内部の不安定を作り出そうとする極めて不純かつ悪意的な敵対的企図」と反発した。
◇「米国、非核化・人権圧力に軍事的脅威まで」
北朝鮮は韓米日の3カ国による多領域共同訓練「フリーダム・エッジ」と米軍の対北朝鮮偵察活動にも言及した。外務省報道官は「トランプ政権は『非核化』騒動と『人権』謀略策動、軍事的威嚇で朝鮮民主主義人民共和国の主権と政治体制、安全利益を重大に侵害しようとする自分らの変わらない敵視政策を遺憾なく再確認した」と主張した。
続いて、米国の対北朝鮮政策が「朝鮮半島の緊張の局面をより危険な水準へと加熱させ、地域の構造的な不安定を招く根源」とし、「米国の恒久的な対朝鮮敵視政策がより危険な形に進化している重大な情勢の下、地域のいかなる緊張緩和を期待するのは無意味なこと」とした。
◇「核は主権守護の絶対的保証」
北朝鮮は核兵器の保有と核戦力の強化を続ける意向も明確にした。外務省報道官は「われわれの核は主権守護の絶対的保証であり、朝鮮民主主義人民共和国の核保有とその持続的強化は地域の平和と安全保障のための最も責任あり、正確な選択である」と主張した。
米国の核態勢と韓米日の安全保障協力も核戦力強化の根拠に挙げた。北朝鮮は米国の核態勢が攻撃的に変化しており、韓米日の軍事協力の中で日本の再武装と韓国の軍備増強が進んでいると主張した。
そのうえで「国家の最高法によって永久化された朝鮮民主主義人民共和国の現在の地位は、米国の繰り返される『非核化』の立場表明によって弱化されたり、希釈されたりしない」とした。
続いて「過去に対する途方もない執念は、いかなる場合にも現実を滞らせたり、未来を抑制したりすることができない」とし、米国の非核化要求を改めて拒否した。
外務省報道官は「朝鮮民主主義人民共和国は、米国の対朝鮮政策においていかなる変化もなく、今後もないという前提の下、国家安全の最高利益を守るためにより断固かつ明白に主権を行使するであろう」と明らかにした。
2026/08/31 16:01
https://japanese.joins.com/JArticle/354331