東京で35日連続雨…うつ状態になりそうなほど

投稿者: | 2026年10月2日

 最近対照的な様相を見せているソウルと東京の天気の話だ。今夏、ソウルは気温40度を超える猛暑に苦しんだが、東京は昨年とは異なり、かなり涼しい日が続いた。8月に東京を訪れたある韓国人は「こうなると分かっていたなら、もっと早く東京に来ればよかった」と話した。だが秋になると、状況は変わった。ソウルは晴れ渡った秋の天気が続く一方、東京はずっと雨だった。秋夕(チュソク=中秋節、今年は9月25日)連休直前に東京行きの航空券を取っていた40代の会社員は、旅行中ずっと台風による欠航と雨の予報に悩まされた。この会社員は「天気が過去最高レベルによいソウルを離れ、雨風の吹き荒れる場所に行こうと思うと、なかなか足が向かなかった」と語った。

 実際、今回の天気はかなりひどかった。日本の気象庁が1日に発表したところによると、東京では9月の30日間、一日も欠かさず雨が観測されたという。日本にはもともと秋の長雨があるが、1カ月間ずっと雨が降ったのは、1886年の統計開始以降初めてだ。8月27日から雨が降っていたため、9月末まで「35日連続雨」という最長記録もつくった。10月初日は幸い、晴れたところが多かったが、雨の予報は現在進行形だ。台風26号がこの日、東京の南西にある伊豆半島付近を通過したのに続き、日本最東端の南鳥島近海では台風27号が北上している。地球温暖化で水蒸気や台風が頻繁に発生し、気候変動で風のパターンが変わったことで、今年の東京はとりわけ雨風の多い秋を迎えている。

 東京や首都圏に暮らす人たちは、うつ状態になりそうなほどだ。11年ぶりの5連休となった「シルバーウィーク(19-23日)」は台風とともに過ごし、続く9月最後の週末も雨とともに過ごさなければならなかった。屋外イベントの中止も相次いだ。日本最大規模の音楽フェスティバルである「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(千葉市蘇我スポーツ公園)は3日間から2日間に短縮され、幕張メッセで21日に予定されていた東京ゲームショウは全日程が中止された。日照不足により、頭痛やだるさなどの「気象病」を訴える人も増えている。「気象病」は正式な病名ではないが、気圧や気温の変化で自律神経に異常が生じると現れることがあるという。

 洗濯物が乾かず、乾燥機を求めてコインランドリーを訪れる人も急増した。特に、コインランドリーを舞台にした人気ドラマ『Tシャツが乾くまで』を思い浮かべ、初めてコインランドリーを訪れたという人も多かった。ある日本のブロガーは「いくら待っても咲子(ドラマのヒロイン)のような人は来なかった」と残念がった。雨のせいで野菜農家も打撃を受けた。日本の農林水産省は、今月の白菜・レタス・ピーマンなど主要野菜の価格が、過去5年間の10月平均価格に比べて30%以上高くなるとの見通しを示した。ホウレンソウ・ブロッコリー・キュウリ・ナス・トマトも、平年に比べて10-30%上がる見通しだ。

東京=柳井(リュ・ジョン)特派員

2026/10/02 11:35
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/10/02/2026100280049.html

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