米大統領「金正恩とは仲が良い」「誰かが112発の核を持っていたら、仲良くすべき」

投稿者: | 2026年10月5日

 米国のドナルド・トランプ大統領は3日、オクラホマ州で開かれた中間選挙の応援演説で「誰かが112発の核ミサイルを持っている時は、仲良くしておくのがよい」「私は金正恩(キム・ジョンウン)と非常に良好な関係だ」と述べた。トランプ大統領がこの日言及した「112発の核ミサイル」は、金正恩総書記に触れた直後の発言だったため、北朝鮮の核・ミサイルを指したものとみられる。トランプ大統領が8月、北朝鮮の核兵器保有数として言及した「57発」から2倍近く増えたことになるが、詳しい説明や根拠は示さなかった。韓国政府では8月、当時の安圭佰(アン・ギュベク)国防相が韓国国内の研究機関の分析に基づき「通常は80-120発程度とみている」と述べていた。

 トランプ大統領は先月29日にもホワイトハウスで、記者団の前で金正恩総書記を「友人(my friend)」と呼び、「彼はトランプが好きだ」「私は世界中で彼が好む唯一の人物で、私も彼を好んでいる」と述べた。トランプ大統領は「彼には核能力がある」「非常に、相当な規模の核だ。われわれほどではないが、彼は核能力を保有している」と語り、さらに「私がいる限り、彼(金正恩)は大丈夫だろう」と述べ、在任中は金正恩総書記の身辺を保証する趣旨の発言も行った。トランプ大統領は就任後、一貫して米朝対話への意欲を示している。1日のテキサス州での遊説では、会場に姿を見せた米プロバスケットボール(NBA)の元スター、デニス・ロッドマンに触れつつ「金正恩をよく知っている人物だ」とも述べた。

 ただ、こうしたトランプ大統領の発言とは異なり、ホワイトハウスと国務省は「北朝鮮の完全な非核化を追求する」との従来の立場を維持している。一方、トランプ大統領はこの日、「関税によって外国企業の対米投資を大規模に誘致している」とし、「われわれは彼らがここに工場を建てられるよう、1年半ほどの機会を与えている」「そうしなければ150、200、250、300%の関税を課す」と述べた。さらに、中国・日本・韓国・カナダなどが長年にわたり米国に対して関税を活用してきて、「われわれは笑いものになった」として関税政策を正当化した。この日トランプ大統領が訪れたオハイオ州は共和党支持が強いとされるが、連邦上院選では共和党候補が接戦を繰り広げている。

2026/10/05 10:00
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