トランプ米大統領は9日(現地時間)、今年のノーベル平和賞受賞者に自身が選ばれなかったことについて、「消えることのない汚点だ」としてノーベル委員会を非難した。米政府は、ノーベル賞受賞者が活動した国際刑事裁判所(ICC)に対する制裁措置について、米国の同盟国に協力を呼びかけた。
トランプ大統領はこの日、ニューヨーク州シラキュースで開かれた中間選挙の応援集会で、「今日、ノーベル平和賞が、私が聞いたこともない人物に与えられた。誰も知らない謎に包まれた人物だ」と述べた。今年のノーベル平和賞は、国連人権高等弁務官や国際刑事裁判所(ICC)判事を務めた人権法の専門家、ナビ・ピレイ氏が受賞者に選ばれた。
トランプ大統領は「私は8つの戦争を終結させた」とし、「このうちたった一つでも解決していればノーベル賞を受賞できたはずだ。我々はそれぞれの戦争について(一つずつ)ノーベル賞を8つ受賞すべきだった」と主張した。さらに「皆さんの大統領である私が代表する米国は、ノーベル平和賞を受賞すべきだったのに、受賞できなかった。これはノルウェーと、あのような恥ずべき決定を下した人々にとって、消えることのない汚点だ」と非難した。また「ノーベル平和賞は反民主主義的であり、事実上文明の敵である少数の急進的なイデオロギーを持つ者たちによって、永遠に信頼を失った。我々は歴史上最も偉大な業績を成し遂げたにもかかわらず、この賞を与えなかったノルウェーを決して忘れない」と繰り返し不満をあらわにした。
トランプ大統領は、自身が解決したと主張する紛争として、インドとパキスタン、イスラエルとハマス、エジプトとエチオピア、コンゴとルワンダ、コソボとセルビアなどの事例を挙げた。また、「私は韓国と北朝鮮、日本と北朝鮮、中国と台湾の間での戦争も絶えず防いでいる」とし、自身の役割のおかげでこれらの地域で戦争が勃発していないと主張した。
同日、トランプ米政権はICCに対する強力な制裁を発表し、「米軍の防衛に依存する同盟国」の協力を期待すると明らかにした。ルビオ米国務長官はこの日、ビデオメッセージをでICCへの制裁を発表し、「同盟国がこの無法な裁判所を阻止する動きに出てくれることを期待する」とし、「米国は、米国人がこれ以上脅かされることのないよう、ICCを解体するキャンペインを続ける」と述べた。
2026/10/10 21:47
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