国立中央博物館長が辞意 「個人所蔵品」展示で物議=韓国

投稿者: | 2026年10月21日

【ソウル聯合ニュース】韓国・国立中央博物館の兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長が、同博物館で展示した自身の所蔵品を巡る問題を受け、辞意を表明した。

 兪氏は21日、「失墜した博物館の名誉を回復するためには館長職から退くことが正しいとの結論に至った」とし、辞意を表明した。

 また「国民の皆さんが国立中央博物館に寄せてくださった深い信頼と、博物館職員が築き上げた価値が私の個人的なミスにより一瞬にして崩れてしまった」とし、「これまでの全ての批判に対する全責任は私にある」と明言した。

 兪氏は美術史学者で、ベストセラー「私の文化遺産踏査記」の著者としても知られる。2004~08年に文化財庁(現・国家遺産庁)庁長を務め、昨年7月に同博物館の館長に就任した。

 同博物館が今年7月から開催中の特別展で、当初は愛国志士が書いたと紹介した遺墨が日本の植民地統治に協力した「親日派」の人物が書いたものと判明し、撤去されたが、今月中旬にこの作品が兪氏の所蔵品だった事実が明らかになり、問題になった。

 作品の検証に不備があったことはさることながら、自身の所蔵品を自ら推薦したことが波紋を広げた。一部からは作品の価値を高めるための行為だったとする批判も出た。

 兪氏は同19日に開かれた国会文化体育観光委員会の同博物館に対する国政監査で謝罪したが、文化界などから不適切な対応への責任を取るべきだとの指摘が相次いだ。

2026/10/21 14:22
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20261021001600882

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