「中に何が入っているのか怖い」…日本の観光地に放置されたスーツケース数百個

投稿者: | 2025年8月8日

日本の主要観光地で、放置されたスーツケースが数百個にのぼり、自治体が頭を抱えている。一部の外国人観光客が航空会社の規定に反して機内に持ち込めなかったスーツケースを街中やホテル、空港などに捨てていくという。

7日、SBS(ソウル放送)によると、最近観光客で賑わう東京・新宿の歌舞伎町の路上には、数十個というスーツケースが放置されていた。近隣の商店主は「どうすることもできない」とし「中に何が入っているのか怖い」と吐露した。

 成田国際空港にも放置されたスーツケースが積み上がっている。中にはペットボトルなどのゴミが入っている場合もある。空港に捨てられたスーツケースは遺失物に分類され、成田国際空港警察署の倉庫で保管される。昨年この警察署に保管されたスーツケースは約700個で、今年は6月末時点で約400個が回収されたという。

成田国際空港警察署関係者は、「コロナ禍以降、数年間にわたって(捨てられたスーツケースが)増え続けている」とし「海外からの観光客の増加が影響しているのではないかと考えている」とメディアに語った。

ホテルも同様の状況だ。大阪にある有名ホテルでは、外国人宿泊客が置いたままにしていったスーツケースが月に20~30個出ている。保管スペースが不足しているため、3カ月に一度は処分しなければならず、その処分には1回あたり5万円の費用がかかるという。

このホテルでは、留学生にスーツケースを無償で貸し出すなど、リユースの方法を検討しているという。

2025/08/08 07:52
https://japanese.joins.com/JArticle/337333

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