韓国法務部(省に相当)赦免審査委員会の光復節特別赦免対象者リストに名前が上がった尹美香(ユン・ミヒャン)元議員は8日、「メディアが何度も報じた疑惑が全て嫌疑なし、不起訴処分になったので、検察は自分たちが腑に落ちないものばかり集めて起訴した」「しかし私は本当に気持ちが楽だ。侮辱した奴らは本当に哀れだ」と自らの近況を伝えた。
尹美香元議員は日本軍慰安婦被害者の寄付金横領など8つの容疑で起訴され、昨年11月に大法院(最高裁判所に相当)で懲役1年6月・執行猶予3年が確定し、今も執行猶予期間中だ。
尹美香元議員は同日自身のフェイスブックに「今日もあいつらは私を攻撃している。しかし私は本当に気持ちが楽だ。侮辱するやつらは本当に哀れだ」と投稿した。また寄付金品法違反罪については「控訴審の馬鏞周(マ・ヨンジュ)判事は『弔意金は遺族を支援するものだが、社会団体に寄付したので弔意金名目ではなく寄付金を集めたもの』というこんなおかしな判決を下した」「こんなごり押し判決で一審の無罪が二審で有罪になった」と主張した。
尹美香元議員はさらに「皆さん、私をそんなに心配しないでください。私は元気で、今後も私が行くべき道で一切ぶれることなく、あきらめずに一歩一歩、私のやるべきことをやり抜きます」とも投稿した。
検察は2020年9月に尹美香元議員を日本軍慰安婦被害者の寄付金横領や詐欺など8つの容疑で起訴し、昨年11月に大法院で懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決が確定したため現在執行猶予期間中だ。その間に尹美香元議員は昨年5月に国会議員の任期を終えたが、大法院の確定判決が出たのはそれから6カ月後だ。
シン・ジイン記者
2025/08/09 10:20
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