李大統領「慰安婦合意、国家としての約束…覆すことは望ましくない」(2)

投稿者: | 2025年8月21日

李大統領は韓日国交正常化60周年を迎え、6月の1カ月間試験的に実施された韓日専用入国審査についても、「合意がなされれば再設置が可能だ」と肯定的な立場を示した。

ただ、李大統領は、日本側が要求する日本の一部地域産水産物の早期輸入については、「まだ困る」という考えを示した。また「日本の一部地域の水産物に対する韓国消費者の信頼は個別の問題」として「韓国国民の日本産水産物に対する信頼を回復することが先行される必要がある」と指摘した。

 北朝鮮問題については、「平和的に共存し、脅威にならないように互いに認め、尊重し合い、共に繁栄できる道を模索しなければならない」と述べ、北朝鮮との対話、意思疎通の重要性を強調した。

日本に続いて米国を訪問する李大統領は、「韓米同盟は非常に重要で、日本にとっても米日同盟が(外交政策の)基本軸だ」とし、「これを基盤とする韓米日3カ国の協力は非常に重要だ」と述べた。 さらに「韓米、韓日、韓米日の協力が力強い土台にならなければならない」として「経済であれ安全保障であれ、基本的な軸となるのは韓米同盟と韓米日の協力関係だ」と繰り返し強調した。

今回のインタビューは19日、大統領室で行われ、読売新聞グループの老川祥一代表が質問した。読売新聞は、「李大統領が就任後、韓国メディアを含む報道機関との対面インタビューをしたのは初めてだ」と意味付けをした。

読売新聞は同日、朝刊1面のトップ記事に李大統領のインタビューを載せ、多様な解説記事と人物紹介記事などを豊富に載せた。

2025/08/21 07:28
https://japanese.joins.com/JArticle/337808

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