韓国、トランプ関税の直撃で…米国輸入国順位が7位から10位に

投稿者: | 2025年10月9日

トランプ政府の関税圧力により、韓国が米国の輸入国順位で10位に滑り落ちた。

8日、韓国貿易協会が米商務省の統計を分析した資料によると、今年1~7月までの米国の輸入金額別の国別順位で韓国は10位となった。この期間、米国の韓国からの輸入額は756億ドル(約11兆5426億円)で、米国全体の輸入額のうち3.7%を占めた。同期間、メキシコ(15%)・カナダ(11.2%)・中国(9.4%)・ベトナム(5.2%)・台湾(4.9%)・アイルランド(4.6%)・ドイツ(4.5%)・日本(4.2%)・スイス(4.2%)が韓国を上回った。

 昨年、韓国の比率は4%で7位だったが、今年は10位へと3ランク下げた。貿易協会が関連資料を分析し始めた1988年以降、最も低い順位だ。韓国は2009年から15年間にわたり、6~7位の位置を安定して維持してきた。

韓国は競争国に比べて米国の関税政策による否定的な影響をより大きく受けている。昨年、韓国より順位が低かった台湾・アイルランド・スイスが、今年は韓国を追い抜いた。

特に台湾の順位は、昨年の8位(3.6%)から今年は5位(4.9%)へと急上昇した。韓国の対米主力輸出品である自動車・鉄鋼・機械などが直接・間接的にトランプ政府の高率関税の課税対象となり、その分被害が大きかった。韓国と産業構造が似ている日本もまた、昨年の5位から今年は8位に順位を下げた。

韓国が過去最大の輸出記録を達成した9月にも、主要国の中で対米輸出だけは減少した。産業通商部貿易投資室の朴正城(パク・ジョンソン)室長は「関税の例外品目である半導体と無線通信機器の米国輸出は増加したが、自動車や鉄鋼、機械など関税の影響を受ける品目は振るわない状況」と述べた。

2025/10/09 06:32
https://japanese.joins.com/JArticle/339552

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)