ガザ地区救護船舶、イスラエル軍に拿捕…韓国人1人も乗船

投稿者: | 2025年10月9日

韓国人活動家が乗った船舶がガザ地区に接近してイスラエル軍に拿捕された事件に関連し、韓国政府が8日、イスラエル側に早期解放を要請していると明らかにした。外交部はこの活動家のガザ地区航海事実を認知した後、拿捕の危険性を伝えて訪問を引き止めたという立場だ。

外交部当局者はこの日、「駐イスラエル韓国大使館を通じて、我々の国民が迅速かつ公正な手続きで早期に解放されるようイスラエル当局に持続的に要請する一方、必要な領事助力も積極的に提供していく」と明らかにした。

 続いて「在イスラエル大使館は今回の事案を認知した直後、キム氏にガザ地区訪問の危険性と『例外的旅券(パスポート)使用』許可なく該当地域を訪問すれば旅券法に基づき処罰を受けることがあるという点を知らせるため持続的に連絡を試みた」とし「キム氏が乗った船の動きも持続的にモニタリングした」と明らかにした。

ガザ地区は旅行警報4段階(黒色警報)に該当する旅行禁止地域だ。パレスチナと連帯する市民団体によると、8日午前11時40分ごろ(日本時間)ガザ地区へ向かっていた救護船11隻がイスラエル軍に拿捕された。この船には韓国国籍の活動家キム・アヒョン氏(27)も乗っていた。救護船側は今回の航海が「平和のための非暴力運動」という立場だ。

一方、イスラエル外務省はこの日、X(旧ツイッター)を通じて発表した声明で「船と活動家らはイスラエルの港に移送され、安全で健康な状態」とし「近いうちに追放される予定」と明らかにした。

2025/10/09 09:47
https://japanese.joins.com/JArticle/339563

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