外国人は昨年、韓国国債を約121兆ウォン(約13兆円)分買い越した。前年度の48兆ウォンに比べ150%以上増えた。韓国国債の世界国債インデックス(WGBI)編入を控えた流れと分析される。WGBIは現在、米国と中国・日本・フランスなど世界25カ国の国債で構成されていて、韓国国債は26番目に編入される。この指数は投資家にとって金融指標の役割をし、ポートフォリオ管理者にはベンチマークを提供する。国債に投資するパッシブファンドはWGBIの構成に基づいて国債をファンドに入れ、この指数の上昇率ほどの収益率を追求する。
韓国に先立ち中国国債は2021年から2024年まで4年にわたりWGBIに編入された。WGBIは市場に衝撃が及ばないよう新規国債を段階的に編入する。韓国国債の編入は11月まで8カ月で終わる。この過程が完了すれば韓国国債の比率は約2%になると予想される。各国債の比率は発行された国債の規模に比例する。中国の比率は2024年に日本を超えた。
編入の過程で約600億ドルが韓国国債に流入し、韓国ウォンの価値が安定するのではという期待が最近高まっている。為替レートに影響を及ぼす変数は国債購入のほかにも多いため楽観はできない。為替レートよりも、韓国国債の需要が増えて金利が安定しながら、政府と企業の資金調達コストが低下する効果の方が確実と見られる。
WGBIに編入された国債という地位は永遠に保障されるのではない。ギリシャ・ポルトガル・南アフリカの3カ国は国債の格下げで2010年から2012年の間に同指数から除外された。このうちポルトガルだけ格付けを回復しながら2024年11月にまたWGBIに入った。韓国国債が安定した国家財政を基礎にWGBIに編入された状態を維持し、わが国にそのメリットが長く続くことを望む。
ペク・ウジン/経済コラムニスト/クルジェンイ(株)代表
2026/01/30 15:04
https://japanese.joins.com/JArticle/344183