米国のドナルド・トランプ大統領は11日(現地時間)、「ここ数カ月間、我々は日本、韓国、インド、そしてその他の国々と、我々の石炭輸出を画期的に増やす歴史的な貿易合意を結んだ」と述べた。
トランプ大統領は同日、ホワイトハウスで開かれた石炭産業関連のイベントでの演説で「我々は今、全世界に石炭を輸出しており、我々の石炭の品質は世界で最高水準として知られている」と述べ、このように強調した。
トランプ大統領のこの日の「石炭輸出」発言は、昨年7月30日に韓国の貿易交渉代表団と面会した後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した内容と繋がる可能性があるとの解釈が出ている。当時、「韓国は1000億ドル(約15兆3170億円)相当の(米国産)液化天然ガス(LNG)やその他のエネルギー製品を購入する」ことにしたと明らかにしていた。「その他のエネルギー製品」に石炭が含まれる可能性があるという趣旨の解釈だ。
昨年11月に公開された両首脳間の合意文の共同説明資料(ジョイント・ファクトシート)には、石炭に関する内容は含まれていなかった。
◇「クリーンで美しい石炭」…バイデン氏の政策を批判
トランプ大統領は演説で、石炭の戦略的価値を繰り返し強調した。「石炭は国家安保において重要であり、鉄鋼生産から造船、人工知能(AI)に至るまで、あらゆるものに不可欠」とし、「石炭産業に起きていることは驚くべきことであり、新しい技術で石炭を非常にクリーンに維持できることも驚きだ」と述べた。
また、石炭を「クリーンで美しい(Clean Beautiful)石炭」と何度も表現し、「最も頼もしく信頼できるエネルギー」だとした。
トランプ大統領は、前任のジョー・バイデン政権が石炭火力発電所を閉鎖したことについては「破滅的な道」だと批判した。そのうえで、バイデン政権の4年間は新規採掘の承認がなかったが、「トランプ政権の1年間で、我々はすでに70件以上の石炭鉱山を承認した」と明らかにした。
◇軍にも石炭使用の拡大を指示
トランプ大統領はエネルギー省に対し、ウェストバージニア、オハイオ、ノースカロライナ、ケンタッキーに位置する石炭火力発電所が運営を継続できるよう、財政支援を行うよう指示した。
あわせて、国防総省が石炭火力発電所と新規の電力購入協定を締結するように求める大統領令にも署名した。
トランプ大統領はこれを通じて「軍が相当量の石炭を購入することになり、これははるかに安価で効果的だろう」と述べた。
この日のイベントで、トランプ大統領はワシントン石炭クラブから「美しくクリーンな石炭の明白なチャンピオン」という言葉が刻まれたトロフィーを受け取った。
2026/02/12 10:03
https://japanese.joins.com/JArticle/344758