「今年、南北銃撃戦の再発を懸念」中国軍事・情報機関の警告(2)

投稿者: | 2026年2月18日

◇中国国防大少将「韓半島は高強度の対峙局面」

中国国防大学の教授も不安定な北東アジア情勢を懸念した。国防大学国家安全学院の副院長や戦略研究所の所長を歴任した唐永勝教授(少将、63)は、中央対外連絡部が発行する時事誌「当代中国」の最新号に「国際安保情勢の不安定性が深化している」という題で今年の国際情勢を展望した。

 唐教授は「韓半島で、高強度に『冷たく対峙する』膠着状態が出現した」と診断した。その根拠として「2025年3月に米韓合同演習『フリーダム・シールド2025』が陸海空およびサイバーの4大領域を網羅して開始され、宇宙戦プログラム『ポラリス・ハンマー』が初めて導入されたことで、北朝鮮からの強力な抗議を招いた」点を挙げた。2025年2月の韓米日3カ国共同声明で初めて「台湾の意味ある国際機関への活動を支持する」との立場を明確にした点も警戒した。台湾問題を国際化しようとする意図だというわけだ。

唐教授は、昨年12月の高市早苗日本首相による「台湾有事は日本の有事」発言や、ドナルド・トランプ米大統領が昨年12月2日に署名した「台湾保障履行法」を台湾の不安要因として指摘した。その上で、「強大国間の戦略的相互信頼不足と、収まる気配のない競争が世界の安保赤字を深化させている」とし、「国際安保に内在する緊張は解消が難しく、さらには深刻な危機や地域紛争が爆発する可能性がある」と警告した。

国際情勢の見通しについては悲観的だ。教授は「一定期間、強大国の競争が『戦術的な冷却』を実現することはあっても、『戦略的競争』の本質を取り除くことは難しい」と判断した。実際、4日に習近平中国国家主席はトランプ米大統領に対し、「不以善小而不為、不以悪小而為之(善が些細なことだからといって行わなかったり、悪が些細なことだからといって行ったりしてはならない)」と述べた。中国・三国時代の劉備が死の直前に息子(劉禅)に残した遺訓だ。米中の均衡が、小さな衝突によっても崩れかねないという懸念の表れだ。

2026/02/18 11:02
https://japanese.joins.com/JArticle/344979

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