「米戦略爆撃機合流」の在韓米軍、初の西海大規模空中訓練…対中牽制役割拡大すでに開始(1)

投稿者: | 2026年2月21日

在韓米軍が18、19日、西海(ソヘ、黄海)上で大規模な空中訓練を初めて実施し、在韓米軍の対中牽制役割拡大が本格化したという分析が出ている。特に東シナ海の上空では米日の共同訓練も実施され、米戦略資産のB-52戦略爆撃機が2件の訓練に共に参加したことが分かった。今回の訓練が事実上、台湾有事を仮定したシナリオの点検ではないかという解釈が政府内外で出ている。

複数の軍消息筋によると、在韓米軍米第7空軍のF-16戦闘機など数十機の航空戦力は18~19日、西海上で単独訓練を行った。今回の訓練は出撃回数上でも前例が見られないほど訓練の規模が大きかったという。この期間、米戦闘爆撃機B-52も西海上の韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入したことが確認された。

 B-52はB-1B、B-2とともに米軍が運用する3大戦略爆撃機の一つ。AGM-129など核弾頭搭載空対地ミサイルをはじめ最大およそ30トンの爆弾を搭載できる。6400キロ以上を飛行して標的を爆撃した後に復帰することが可能だ。

訓練期間中、米戦闘機はKADIZを越えて西海公海上まで進出したが、中国の防空識別圏(CADIZ)付近に展開したとみられる。中国の戦闘機も対応出撃したという。このため西海では一時、米中戦闘機が対峙する状況が生じた。米中間の軍事対立が激しい東・南シナ海で時々見られた緊張状況が韓半島周辺海域で生じたのだ。

中国人民日報系列の英文のグローバルタイムズもこの日、情報筋を引用し、「米軍が最近、黄海上空の中国と向き合う空域で航空機を組織して活動を遂行した」とし、訓練の事実を確認した。また「中国人民解放軍は法規に基づき海軍・空軍を組織し、全過程にわたり持続的な監視と警戒を遂行し、状況に効果的に対処した」と伝えた。

韓国軍当局もこれを重く受け止める雰囲気だ。在韓米軍は韓国政府の抗議性の立場が伝えられると、20日に訓練を中断した。

特に在韓米軍の西海訓練に先立ち16~18日には米国と日本が東海(トンヘ、日本名・日本海)と台湾近隣の東シナ海でB-52を動員した共同訓練を進めた。日本統合幕僚監部は19日、「今回の共同訓練には航空自衛隊所属F-15戦闘機など航空機10機余りと米国側の4機のB-52が参加した」と明らかにした。この訓練と連係して東シナ海に展開されたB-52爆撃機が北上し、続いて西海上の在韓米軍の訓練に合流したとみられる。

統合幕僚監部は「わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日米共同訓練を通じて武力による一方的な現状変更を容認しないという両国の強い意志を確認した」と強調した。通常「一方的な現状変更」は中国の台湾武力統一の動きなどを牽制する時に使用する言葉だ。米国と日本の今回の訓練は、中国とロシアの軍用機が東海と沖縄県海域に現れて合同訓練を実施した翌日に行われた。

このように韓半島(朝鮮半島)周辺の第1列島線(The First Island Chain)内で米本土戦略資産と日本航空自衛隊、在韓米軍戦闘機が事実上同時に出動したのは異例だ。中国を意識した動きであり、米国が公言してきたインド太平洋地域駐留の米軍の「質的態勢調整」にすでに入ったとみられる。

トランプ米政権は先月23日(現地時間)に発表した国家防衛戦略(NDS)で「在韓米軍の態勢更新(updating U.S.force posture)」を公式化したが、1カ月も経たないうちに実際の行動に移し始めた可能性がある。

米NDSは「中国抑止(deter)」を優先順位とし、韓半島部門で「韓国は米国の限られた支援の下で北朝鮮抑止に最優先的な責任を負う能力がある」と明らかにした。続いて「こうした責任の均衡に基づく変化は朝鮮半島で米軍の態勢を更新しようとする米国の利益と一致する」と明らかにした。

2026/02/21 13:16
https://japanese.joins.com/JArticle/345132

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