造船業界は2023年から本格的に自動化ロボットや協働ロボットへの投資を増やしている。HD現代傘下の造船所は2025年12月までに協働溶接ロボットを約170台導入し、ハンファオーシャンは昨年新築した特殊船第4工場に最新スマート自動化設備を構築した。サムスン重工業も今年3月、配管組立品の製作を自動化した「パイプロボファブ」の稼働を開始した。高齢熟練者と外国人労働者の比率が高く若い労働力が不足している中で自動化が進み、従来の熟練溶接工だけでなく、ロボット操作、データ管理、デジタルシステムへの理解が深い若者の参入の可能性が高まっているということだ。
産業研究院のイ・ウンチャン研究委員は「造船業が肉体労働から精密制御、データ基盤の製造業へと進化するにつれ、求められる生産職の能力も変化している」とし「自動化設備とデジタルシステムを扱える若い人材の需要が増えるだろう」と分析している。
ハンファオーシャンは先月、巨済(コジェ)工業高校・巨済大学と地域青年人材育成および採用協約を締結し、来年から卒業予定者をそれぞれ10人ずつ採用する計画だ。
造船業界は年齢や性別を問わず「多様な熟練工」が不可欠と口をそろえる。造船業界の関係者は「造船業は相対的に薄給で、男性だけがするものという認識が強いが、技術力を身につければ誰でも挑戦できる環境に変わりつつある」と話した。実際、韓国産業人力公団によると、溶接分野の技能士資格試験の申請者のうち女性は2022年の392人から2024年には675人へと増加している。
別の業界関係者は「業界が最も恐れているのは日本造船業の事例」とし「世界1位だった日本の造船業が衰退したのは、熟練工が高齢化するまで造船業の人材構造改革に失敗したため」と指摘した。また「AI・生産自動化の時代に若い人材を投入できる可能性は高まっていて、熟練工の技術継承はどの領域よりも重要になっている状況」と説明した。
2026/05/13 11:11
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