FIFAインファンティーノ会長「2030年W杯から64カ国拡大を検討」

投稿者: | 2026年7月14日

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が2030年ワールドカップ(W杯)から本大会出場国を64カ国に拡大することを検討すると明らかにした。2026北中米W杯で初めて導入された48カ国体制が成功したという評価を受け、W杯の門をさらに広げるという構想だ。

インファンティーノ会長は13日(日本時間)、スイス放送局ブルースポーツのインタビューで64カ国体制導入の可能性について「今回のW杯が終わった後、関連委員会で検討する」とし「W杯は欧州や南米だけでなく事実上全世界のための大会だ。すべての国がW杯出場の夢を見るべき」と述べた。

 続いて「世界のチームのレベルが大きく高まり、今も向上している」とし「小さな国がW杯参加機会を得ることができなければ発展のための動機を失うこともある」と拡大の必要性を強調した。

インファンティーノ会長は特に今回の北中米W杯に出場したアフリカ10カ国のうち9カ国が32強トーナメントに進出した点をW杯出場国拡大の論拠とした。インファンティーノ会長は「直前の大会ではアフリカの出場国が5カ国だけだった」とし「すべてのチームにチャンスを与えることがどれほど重要かを見せる証拠」と評価した。

FIFAは2017年、評議会の議決を通じて従来の32カ国体制を48カ国に拡大し、2026年北中米W杯でこれを初めて施行した。インファンティーノ会長は2016年のFIFA会長選挙当時、40カ国への拡大を公約としたが、就任後に48カ国への拡大を推進し、現実化した。

64カ国拡大案は南米サッカー連盟(CONMEBOL)が昨年初めて公式提案した。2030年大会がW杯100周年となるだけに象徴性を高めるために参加国を増やそうという趣旨だ。2030年W杯はスペイン・ポルトガル・モロッコが共同開催し、100周年記念行事として開幕戦3試合はアルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイで開催される。

しかしW杯出場国拡大案に対するサッカー界の反対も少なくない。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は「悪いアイデアだ。とんでもない」と強く批判した。アジアサッカー連盟(AFC)のシェイク・サルマン・ビン・イブラヒム・アル・ハリーファ会長も「混乱を招くだけ」と否定的な立場を示した。北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のヴィクター・モンタリアーニ会長も「不適切な提案だ」とし「国際サッカーの生態系に負担を与えかねない」と懸念を示した。本大会出場国が64カ国に拡大する場合、FIFA加盟国211カ国のうち約3分の1が本大会に進出するため各大陸別W杯予選は重要性が落ち、興行にも打撃を与えるおそれがある。

半面、米ホワイトハウスW杯タスクフォース(TF)のアンドリュー・ジュリアーニ執行委員長は米国が2038年W杯の招致を検討する可能性があるとし、「64カ国体制にも十分に対応できる」と明らかにした。64カ国体制が現実化すれば、W杯本大会の試合数は128試合に増える見込みだ。これは32カ国体制の64試合の2倍にのぼり、開催国のインフラと運営負担が大きく増える。

2026/07/14 08:39
https://japanese.joins.com/JArticle/351934

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