「1次リーグ敗退のように非難を浴びたが…」 イングランド代表、海外大会で初のメダル

投稿者: | 2026年7月20日

「ワールドカップ(W杯)の歴史に残る狂乱の試合」。

USAトゥデイは19日(日本時間) 、両チーム合わせて10得点という乱打戦となったイングランド-フランスの2026北中米W杯3位決定戦をこのように伝えた。6-4の乱打戦の真の勝者は、試合に勝ったイングランド代表と大記録を達成したフランスのキリアン・ムバッペだった。

 W杯3位決定戦は「イベント戦」の性格が強い。必ず勝つという意志がそれほど強くない。イングランドは「ワンツーパンチ」のハリー・ケイン(6得点)とジュード・ベリンガム(7得点)を、フランスは主力のDFダヨ・ウパメカノと6得点のウスマン・デンベレらを先発メンバーから外した。

つまらない試合が予想されたが、実際は違った。オールスター戦のように攻撃に重点を置きながらも、プライドをかけた狂乱の激戦となり、大量得点が生まれた。イングランドはこの日、ハットトリックを達成したブカヨ・サカの活躍などで前半戦を4-0で終えた。しかし後半に反撃に出たフランスが4-3まで追い上げ、マイアミ競技場を熱狂させた。両チーム合わせて10得点は歴代W杯3位決定戦の最多得点記録だ。従来の記録は1958年のスウェーデンW杯のフランス-西ドイツ戦(フランスが6-3勝利)の9得点だった。

準決勝でアルゼンチンに1-2で逆転負けし、60年ぶりの決勝進出を逃して衝撃を受けたイングランドは、今回の乱打戦の勝利でプライドを守った。3位はイングランドが1966年の自国W杯で優勝して以来60年ぶりの最高成績だ。イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督(ドイツ)は「準決勝で敗れた時はあたかも1次リーグで1勝もできずに脱落したかのように多くの非難と批判を受けた。しかし60年ぶりに最高成績であり、海外でのW杯で初めてメダルを獲得した。信じてついてきてくれた選手らを誇りに思う」と明らかにした。

半面、2018年ロシア大会優勝、2022年カタール大会準優勝など14年間、レ・ブルー(フランスを象徴する青)軍団を指揮して黄金期を築いた名将ディディエ・デシャン監督は最後の試合を敗戦で終えた。イングランドは賞金2900万ドル(約47億円)、フランスは2700万ドルをそれぞれ獲得した。

フランスのゴールゲッターのムバッペはチームメートの集中的な援護の中、2得点1アシストの爆発力を見せた。今大会の9、10号ゴール(4アシスト)を決めたムバッペは、決勝戦を控えた「サッカーの神」リオネル・メッシ(アルゼンチン、8得点4アシスト)を2位に引き下ろして得点単独トップに立った。

W杯の一つの大会で2けた(10ゴール)得点は1970年メキシコ大会のゲルト・ミュラー(ドイツ)以来56年ぶり。W杯得点王(ゴールデンブーツ)は得点、アシスト、出場時間の順で受賞者を決める。

ムバッペは10得点4アシスト(769分)、メッシは8得点4アシスト(712分)だ。メッシが20日午前4時開始のスペインとの決勝戦で3得点以上、または2得点1アシスト以上を記録できなければ、ムバッペはカタール大会(8得点2アシスト)に続いてW杯史上初の2大会連続得点王という偉業を達成することになる。

ムバッペはW杯通算22得点で、メッシ(21得点)を抜いて歴代W杯最多得点者となった。メッシはW杯6大会で33試合に出場して21得点したのに対し、ムバッペはわずか3大会の22試合、1試合あたり1得点のペースでこの記録を上回った。

1998年生まれで今年28歳のムバッペは今後1、2回以上W杯出場が可能で、GOATメッシの足跡を追っている。

ムバッペはこの日、攻撃ポイント14(10得点4アシスト)で、単一W杯の最多攻撃ポイント記録まで塗り替えた。1970年のゲルト・ミュラー(10得点3アシスト)と1958年のジュスト・フォンテーヌ(フランス、13得点)の従来の最高記録(13)を超えた。

ムバッペは公式インタビューで「選択できたとすれば、W杯歴代最多得点者になるよりも決勝戦のピッチを踏む方を選んだ」と語った。しかし決勝進出を逃したことで、10得点の狂乱の試合はムバッペのために準備されたパーティーとなった。

2026/07/20 08:04
https://japanese.joins.com/JArticle/352217

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