俳優チョ・インソンに朗報相次ぐ…『HOPE』に続き『可能な愛』もベネチアへ(2)

投稿者: | 2026年7月24日

韓国映画が初めてベネチア国際映画祭に招待されたのは、シン・サンオク監督の『春香伝』(1961年)だった。1987年にはイム・グォンテク監督の『シバジ』で初めてコンペティション部門に進出し、主演のカン・スヨンが女優賞を受賞して韓国映画を欧米社会に広く知らしめた。

2000年前後の韓国映画界では若い作家主義の監督たちが次々と台頭し、1999年のチャン・ソヌ監督『LIES/嘘』から2005年のパク・チャヌク監督『親切なクムジャさん』まで、7年連続でベネチア国際映画祭コンペティション部門に作品を送り込んだ。斬新なテーマや映像美を備えたアジアの芸術映画を重視してきたベネチア国際映画祭の志向と合致したためだ。2004年にはイム・グォンテク監督の『下流人生 〜愛こそすべて〜』とキム・ギドク監督の『うつせみ』が同時にコンペティション部門へ招待された。

 特にキム・ギドク監督は、『魚と寝る女』(2000年)、『受取人不明』(2001年)、『うつせみ』(2004年)、『嘆きのピエタ』(2012年)の計4作品でコンペティション部門に進出し、韓国人監督として最多記録を持つ。『うつせみ』では監督賞、『嘆きのピエタ』では韓国映画として初めて金獅子賞(最高賞)を受賞した。

しかしその後は、主要な巨匠監督たちが新作を主にカンヌ国際映画祭で発表するようになり、ライバル関係にあるベネチア国際映画祭からは遠ざかった。『嘆きのピエタ』以降13年間続いた空白を破ったのが昨年の『しあわせな選択』だったが、受賞には至らなかった。そして今年は『可能な愛』がその流れを引き継いだ。

『可能な愛』は今年7-9月期に韓国の劇場で2週間限定公開された後、Netflixで配信される予定で、観覧等級は「青少年観覧不可」となっている。

一方、今回の映画祭では、ダニー・ボイル監督がメディア王ルパート・マードックを描いた『Ink』がオープニング作品に、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督の『Dio Ride』がクロージング作品に選ばれた。

コンペティション部門には、『可能な愛』『Ink』のほか、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『Bucking Fastard』、ナンニ・モレッティ監督の『It Will Happen Tonight』、マーティン・マクドナー監督の『Wild Horse Nine』、ステファヌ・ブリゼ監督の『A Good Little Soldier』、フロリアン・ゼレール監督の『Bunker』など計20作品が選ばれた。アジアからは、日本の是枝裕和監督が同名漫画を実写映画化した『ルックバック』、塚本晋也監督がベトナム戦争帰還兵の実話を基に描いた『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』、イランのアリ・アスガリ監督の『A Bit of Light』なども招待された。

第83回ベネチア国際映画祭は、9月2日から12日まで、イタリア・リド島一帯で開催される。

2026/07/24 14:14
https://japanese.joins.com/JArticle/352526

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