韓国でホテルに続き、デパートもパック入りキムチ市場参入 「おいしい対決」

投稿者: | 2026年10月6日

 現代百貨店は5日、独自の伝統食品ブランド「名人名村」を通じ、13日にキムチ12種を発売することを発表した。まず狎鴎亭本店で販売を始め、貿易センター店、板橋店などに拡大していく計画だ。現代百貨店はこれまで、伝統的な調味料類など発酵食品を中心に商品を売り出してきたが、今回初めてキムチ市場に参入する。価格は白菜キムチ1キロが3万ウォン(約3520円)で、一般的なキムチに比べて2-3倍ほど高い。

 食品メーカーの領域だったパック入りキムチ市場に、百貨店やホテルまで参入している。キムジャン(越冬用のキムチ漬け)をする代わりにパック入りキムチを購入して食べる人が増え、Kフード人気によって海外進出も相対的に容易になったためだ。韓国農水産食品流通公社(aT)によると、キムチを購入して食べる消費者の割合は、2020年の31.3%から一昨年には37.5%まで増えた。これに伴い、国産キムチの購入量も15万8000トンから18万6000トンへと、4年間で17.7%増加した。一人当たりのキムチ摂取量が減る一方で、キムチ市場は拡大しているというわけだ。

 新世界とロッテはホテルを通じ、キムチ事業を拡大している。朝鮮ホテル&リゾートは昨年、キムチ販売だけで売り上げ540億ウォンを記録した。2021年から昨年にかけて年平均23.8%成長し、今年1-9月にも22.5%増えた。今年初めには、京畿道城南市に1652平方メートル規模のキムチ製造工場も新たに新設した。キムチの販売が好調だったため、既存の聖水洞の工場に比べて2.5倍規模を拡大し、移転したというわけだ。2023年にキムチ市場に参入したロッテホテル&リゾートは、今年6月にキムチの定期購入サービスを開始した。同ホテルのキムチ売り上げは昨年40%、今年上半期には15%増加した。

 Kフード人気に後押しされ、海外市場の攻略にも積極的だ。今年初めに米国政府の食生活指針でキムチが言及されるほど、海外での認知度が高まっており、輸出販路の開拓が容易になった。ウォーカーヒルホテル&リゾートは昨年9月に米国へキムチ7トンを輸出したのを皮切りに、一年間に海外で82トンを販売した。朝鮮ホテルは今年2月に米国のオンラインショップ「ウルタリモール」、6月には日本のデパートのポップアップストア、8月には米国のHマートへ相次いで進出した。ロッテホテルは今年7月、日本のデパートのポップアップストアを通じてキムチを披露したのに続き、カナダへの輸出も検討している。

2026/10/06 11:35
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