北朝鮮、弾道ミサイル含め発射訓練…韓国のDMZ地雷調査・極超音速ミサイルに対抗

投稿者: | 2026年10月13日

 韓国軍合同参謀本部(合参)は12日、北朝鮮が平壌一帯から東海上に向けて発射した弾道ミサイルの一部が900キロメートル以上を飛行したとし、8日に行われた韓国の極超音速滑空体(HGV)の発射実験に対する武力示威だと分析した。5日に「非武装地帯での地雷爆発事故の原因は北朝鮮軍が埋設した地雷」という軍当局の最終調査結果が発表されて以来、南北が相次いで立場を表明し、ミサイルの発射で応酬している。

 合参のチャン・ドヨン広報室長はこの日のブリーフィングで、「現時点で分析された結果によると、(北朝鮮が)異なる種類の弾道ミサイルを数発発射し、そのうち1種類の弾道ミサイルが900キロメートル以上飛行したものと把握している」と述べた。軍当局は、900キロメートル以上飛行したミサイルの場合、準中距離ミサイル(射程1000〜3000キロメートル)の飛行距離を意図的に短縮して発射した可能性もあるとみていることが分かった。北朝鮮がこの日午前9時20分頃から発射したミサイルは、極超音速ミサイルと一般的な弾道ミサイルの可能性があるという。日本防衛省も同日午前9時20分と9時40分頃、北朝鮮が弾道ミサイルと推定される飛翔体を連続して発射したと発表した。韓国と日本の発表からして、北朝鮮は同日、ミサイル2発を20分間隔で発射し、1発は900キロメートル以上を飛行し、残りの1発はこれより短い距離を飛行したものとみられる。

 チャン室長は、北朝鮮の発射意図について、「わが国の極超音速ミサイルの発射実験の成功に対する武力示威であり、北朝鮮の国防力発展5カ年計画のロードマップに基づく成果を誇示するとともに、意図的にミサイル能力を示したものだ」と分析した。大統領府が8日、李在明(イ・ジェミョン)大統領が出席する中、国産極超音速滑空体の初発射実験を始めて行ったことを電撃公開してから4日後に、北朝鮮も弾道ミサイルの発射に乗り出したのだ。

 北朝鮮による弾道ミサイル発射は今年に入ってから16回目であり、3日以来9日ぶりとなる。先月21日に発生した非武装地帯での地雷爆発事故をめぐり韓国が謝罪(9月30日)と対話を求めた(10月1日)ことにに対し、北朝鮮は「自作自演」だと主張(9月30日)し、ミサイル発射(10月3日)で韓国の要求を一蹴した。北朝鮮は3日、元山一帯から東海に向けて発射した弾道ミサイルが、極超音速弾頭を搭載した「中距離戦略ミサイル」であると主張した。

 国家安保室はこの日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、国防部・統合参謀本部などが出席する「緊急安保状況点検会議」を開催した。カン・ユジョン大統領府首席報道官は書面ブリーフィングで、「国家安保室はこの日の会議で、最近の北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に関連し、韓国の準備態勢および安保状況を改めて点検し、万全を期すよう強調した」と述べた。さらに、北朝鮮による繰り返される弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議違反であり、現在の朝鮮半島情勢の管理に資しない厳重な行為だとして、これを直ちに中止するよう求めた。

2026/10/12 19:43
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/57385.html

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