アジア大会優勝で「兵役免除」のサッカー韓国代表、選手の3割は出場1時間未満…2人は出場時間ゼロ【独自】

投稿者: | 2026年10月19日

 最近、2026愛知・名古屋アジア大会で優勝した韓国サッカー男子代表の一部選手を巡り「兵役免除は不適切」との議論が起きる中、代表選手23人のうち7人(約30%)は今大会での総出場時間が1時間未満だったことが分かった。一度も出場しなかった選手も2人いた。これらの選手はいずれも現役服務をしない「兵役特例」の対象となった。

 保守系最大野党「国民の力」の宋彦錫(ソン・オンソク)議員室が大韓サッカー協会から受け取った資料によると、アジア大会サッカー男子代表のうち、GKのキム・ミンスン、イ・スンファン両選手の出場時間は「0分」だった。韓国代表は5試合を戦ったが、両選手は一度も出場しなかったのだ。5試合ともGKキム・ジュンホン選手がフル出場した。

 DFのパク・ギョンソプ、チェ・ウジンの両選手はそれぞれ1試合に出場したが、出場時間はわずか1分だった。DFカン・ミンジュン選手は1試合で6分、パク・ソンフン選手は2試合で合計7分の出場時間にとどまった。

 「除隊帽騒動」で物議を醸したパク・スンス選手は3試合に出場し、合計17分プレーした。パク選手は3日、日本との決勝戦終了後、ロッカールームで金メダルを首にかけ、いわゆる除隊帽(除隊後にかぶる帽子)を着用した写真をSNSに投稿して物議を醸した。その後、謝罪文を掲載し「試合終了直後、会場でファンの方からいただいた帽子を受け取ってかぶった。胸がいっぱいで、その瞬間、帽子の意味について深く考えられなかった」とつづった。

 現行の兵役関連規定では、サッカーなどの団体種目でアジア大会1位になれば、選手個人の出場時間に関係なく全員が兵役免除の対象となる。以前は兵役免除の対象となるためには少なくとも1試合に出場する必要があったが、試合の流れに関係なく兵役免除のために選手を「1分だけ出場」させているとの論議が起き、2020年にこの条件が廃止された。1試合も出場していなくても、全試合にフル出場した選手と同様に兵役免除という優遇を受けることになる。

 兵役免除とは別に、今回アジア大会優勝を果たしたサッカー男子代表の23人には、関連規定に基づき、1人当たり450万ウォン(約53万4800円)、総額1億350万ウォンの特別奨励金も支給される予定だ。体育人福祉法によると、アジア競技大会で1位となった選手のうち、これまでに累積された評価点数が一定水準未満の場合、特別奨励金を受け取ることができる。

 宋彦錫議員は「アジア大会金メダリストに対する兵役免除は、時代の変化に取り残された旧態依然の制度であり、国民の目線に合わないだけでなく、誠実に兵役義務を履行する若者たちとの公平性にも反する」として「兵役の公正性と公平性を正すため、芸術・体育要員の兵役特例制度を廃止する兵役法改正案を代表発議する」と表明した。

2026/10/19 13:20
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/10/19/2026101980104.html

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