安重根義士の念願が込められた「独立」の遺墨…15年ぶりに日本から来た

投稿者: | 2024年10月24日

独立運動家の安重根(アン・ジュングン)義士の直筆による遺墨「独立」が15年ぶりに韓国で公開される。

大韓民国歴史博物館は今月24日から同館3階企画展示室で安義士のハルビン義挙115周年記念特別展「安重根 書」を公開すると23日、明らかにした。

 今回の特別展は、1910年2月14日に死刑宣告を受けて同年3月26日に殉国するまでの約40日間に獄中で書き残した文字を通じて安重根義士の精神と思想に光を当てようとする特別展だ。

宝物13点を含めて韓国と日本に残っている遺墨18点を一堂に集めた。特に今回の展示には安重根義士が独立に対する念願を込めて書いた遺墨「独立」が2009年以降15年ぶりに韓国国内で再公開される。

縦33センチ・横66.2センチの額縁に、安義士が1910年2月中国旅順の監獄で書いた文字で、祖国の独立を切実に願う思いが込められている。文字の横には安義士の象徴である薬指の一部がない左手の手形が印鑑の代わりに押されている。

この遺墨は設楽正雄さんが安義士から直接譲り受けたもので、現在は子孫が龍谷大学図書館に寄託して管理している。

展示運営課のキム・ヒョンジョン課長は「安義士の核心思想は独立と東洋平和」とし「展示場の最も中心の空間でそのような念願が集約された文字と会ってみることができるだろう」と説明した。

特別展は来年3月31日まで開催される。

2024/10/24 09:09
https://japanese.joins.com/JArticle/325334

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