韓米日事務局を新設…3カ国首脳「朝ロ侵略戦争拡大を強く非難」(2)

投稿者: | 2024年11月16日

退任を控えたバイデン大統領に対する感謝の言葉も続いた。尹大統領は「バイデン大統領の主導で開催された昨年のキャンプデービッド首脳会議以降、韓米日の協力は日々強まっている」とし「(バイデン)大統領の指導力に感謝している」と述べた。続いて「3カ国協力の経験が速いペースで蓄積され、可視的な成果につながっている」とし「3カ国協力はもう安全保障を越え、経済、人工知能(AI)、クォンタムなど先端技術、未来世代の交流を合わせる包括的で制度的な協力に発展した」と話した。

バイデン大統領は「北朝鮮の危険で不安を招くロシアとの協力に我々が対処している」とし「現在、我々は重要な政治的変化に直面している」と述べた。続いて「この重要な3カ国首脳会議を開くのは私としては最後になるだろう」とし「永続が可能なこうしたパートナーシップを構築したことは大きな成果だと信じる」と述べた。

 ホワイトハウス共同取材団によると、バイデン大統領は「米韓日3カ国協力は(3カ国政権交代以降も)持続するよう構築された」とし「それが私の希望であり期待」と話したという。バイデン大統領はトランプ政権への交代を意識するように「我々は重大な政治的変化の時期に到達した」とし「このパートナーシップ構築の一翼を担ったことを誇りに思う」とも語った。

石破首相は「3カ国は非常に厳しい安保環境に直面しているが、3カ国間の安保協力はインド太平洋地域で平和と安定を確保するうえで必須の役割を遂行している」とし「キャンプデービッド首脳会議以降、3カ国間の安保協力が新たなレベルに格上げされ、フリーダムエッジ共同訓練を通じて最近さらに実体化した」と強調した。続いて「3カ国協力事務局の制度化を通して引き続きパートナーシップを強化し、北朝鮮をはじめとするさまざまな挑戦に共に対処することを望む」と話した。

韓米日首脳会議が終わった後、尹大統領とバイデン大統領は韓米首脳会談を行った。この席では両首脳のこれまでの活動を評価し、バイデン大統領の退任前の最後の首脳会談であるだけに惜別の情を交わした。

2024/11/16 11:23
https://japanese.joins.com/JArticle/326264

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