「父のように世界制覇したい」ユ・イェリン、6年後に夢かなえる

投稿者: | 2024年11月26日

父のように世界舞台を制覇したいと語った少女の夢がかなった。韓国卓球の伝説ユ・ナムギュ韓国取引所監督(56)の娘ユ・イェリン(16)が2025世界ユース選手権女子団体戦で優勝した。

ユ・イェリン、パク・ガヒョン、チェ・ナヒョン、キム・テミンが息を合わせた韓国代表チームは25日(日本時間)、スウェーデンのヘルシンボリで終わった大会U-19(19歳以下)女子団体戦の決勝で台湾に3-1で勝利した。前日の中国との準決勝で大活躍したユ・イェリンが最初に敗れたが、パク・ガヒョン、チェ・ナヒョン、パク・ガヒョンが相次いで勝利し、金メダルを獲得した。

 2003年に世界ユース選手権が創設されて以降、韓国が女子団体戦で優勝したのは初めて。チョン・サンウン、チャン・ウジンが2007年と2013年の男子シングルスで頂点に立ったが、女子団体戦では中国と日本が優勝を分け合った。

成人代表チームを含めても今回の成果は大きな意味を持つ。韓国卓球が世界選手権で最後に優勝したのは南北(韓国・北朝鮮)が合同チームを構成して女子団体戦を制覇した1991年の千葉大会にまでさかのぼる。今年2月に釜山(プサン)で開催された世界選手権でも韓国は金メダルを獲得できなかった。

新たな歴史を刻んだ今回の代表チームの主力ラインナップはすべて卓球2世で構成された。ユ・イェリンはユ・ナムギュ監督の娘、パク・ガヒョンとチェ・ナヒョンはそれぞれパク・ギョンフ韓南大監督、チェ・ジュソン大田ドンサン中監督の娘だ。

韓国卓球はユ・イェリンの登場に注目している。幼い頃から才能を見せてきたユ・イェリンは父を見てラケットを握った。小学部の全国大会で頭角を現し、中学部を経て現在は高校生(放送通信高1年)でジュニア国家代表になった。

ユ・イェリンの父ユ・ナムギュ監督は1988ソウルオリンピック(五輪)男子シングルスで金メダルを獲得したレジェンドだ。翌年には独ドルトムントで開催された世界選手権でヒョン・ジョンファと共に混合ダブルス優勝を果たした。ユ・イェリンは2018年の中央日報のインタビューで「自分にとって父は偶像。父のように世界舞台を制覇する選手になりたい。五輪でも金メダルを必ず取りたい」と話したが、6年後の世界ユース選手権でその夢がかなった。

2024/11/26 16:08
https://japanese.joins.com/JArticle/326686

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