LAドジャースの大谷翔平が大リーグ(MLB)通算1000本安打を記録した。投手としても今シーズン最多となる4イニングをこなし8三振を奪うなど投打で猛威を振るった。
大谷は6日に米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで開かれたセントルイス・カージナルスとの試合で先発投手兼1番打者として出場した。投手としては4イニング2被安打8奪三振1失点と好投し、打者としては3打数1安打(1本塁打)2打点1得点と活躍した。
大谷は1回裏に先頭打者として出て1塁手のエラーで1塁に進んだ。続く3回1死2塁では相手先発投手の149キロのシンカーを打ち返しフェンスを超える逆転2点本塁打を決めた。飛距離134メートル、打球時速176キロの大型アーチだった。
この本塁打は大谷の大リーグ通算1000本目の安打でもあった。2018年の大リーグデビューから積み上げてきた成果で、日本人選手としてイチローの3089安打、松井秀喜の1253安打に次いで3人目。これとともに今シーズン39号本塁打を記録した大谷は3年連続40本塁打達成まであと1本を残すだけになった。
大谷は投手としても存在感を示した。この日54球を投げ四球は1回も出さず、三振は8つを奪いカージナルスの打線を抑えた。直球最高球速は162キロで、平均自責点は2.37まで下げた。
大谷の投打での活躍にもドジャースはブルペン陣が揺れ3-5で逆転負けとなった。
一方、サンフランシスコ・ジャイアンツの外野手李政厚(イ・ジョンフ)はピッツバーグ・パイレーツとの試合で、2-2の9回1死の状況で2塁打を叩き出した。後続打で本塁を踏み4-2の勝利のつながる決勝点を上げた。最近6試合連続の長打だ。この日の記録は4打数1安打1得点で、今シーズンの打率は0.258を維持した。
2025/08/07 16:30
https://japanese.joins.com/JArticle/337325