日本の長崎原子爆弾投下から80年を翌日に控えた8日午後、日本の長崎平和公園で韓国人犠牲者慰霊祭が開かれた。
仏教界と日本に住んでいる韓国人と日本人たちは同日、長崎平和公園に集まり、80年前に長崎に投下された原爆で死亡した朝鮮人の魂を慰めた。第二次世界大戦が真っ最中だった1945年8月9日、長崎に原爆が落ちた。降伏を拒んでいた日本に加えられた米国の圧力だった。原爆による被害は強制動員された朝鮮人たちにも及んだ。長崎地域の炭鉱と三菱工場には強制徴用で連れてこられた朝鮮人たちがいた。原爆で長崎で約6万〜8万人が死亡したと推定されるが、朝鮮人2万人も被害に遭い、そのうち約1万人が死亡したという。
日本政府は、朝鮮人がなぜ犠牲者の多くの割合を占めているのかについて説明することには消極的だ。今月6日の「JTBC」の報道によると、日本の広島平和記念公園と長崎市平和公園の韓国人原爆犠牲者慰霊碑はトイレの横に建てられている。在日韓国人が4年前にここに建てた慰霊碑にも、朝鮮人強制動員と関連した内容は抜けている。
2025/08/08 16:22
https://japan.hani.co.kr/arti/international/53914.html