韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は韓日および韓米首脳会談のため、23日から6日間の日程で日本と米国を順次訪問する。
21日、大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官によると、李大統領は金恵景(キム・ヘギョン)夫人とともに23日午前に出国し、同日午前に日本に到着して訪日時の日程を始める。到着当日、在日同胞との昼食懇談会を開き、午後には石破茂首相と韓日首脳会談および晩餐を行う予定だ。24日午前には日本の国会主要人物と会ったのち、同日午後に日本を発ち米国へ向かう。
李大統領夫妻は24日午後(以下、現地時間)、米国ワシントンD.C.に到着し、在米同胞との夕食懇談会で訪米日程を開始する。25日にはドナルド・トランプ大統領と韓米首脳会談を開き、7月に妥結した韓米関税交渉の後続措置や韓米同盟の現代化などについて協議する予定だ。
韓米首脳会談には、駐米大使に内定している康京和(カン・ギョンファ)元外交部長官が特別随行員の資格で同行する。また、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長と金容範(キム・ヨンボム)政策室長ら大統領室の「ワンツーパンチ」が同時に出撃する。アグレマン(=承認)手続きが残っている姜氏とともに、安保・経済のコントロールタワーをすべて同行させることにしたのは、相互関税によって引き起こされた経済だけでなく、外交安保の全分野を網羅する「オールイン戦略」を展開する狙いがあるとみられる。特に姜氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権当時、すべての韓米首脳会談に陪席していた。
このほか、4大グループの総帥を含む15社の企業経済使節団も同行する。李大統領は26日、ワシントンD.C.からフィラデルフィアへ移動し、ハンファ・フィリー造船所を視察したのち帰国の途に就き、日本時間で28日未明にソウルに到着する予定だ。
2025/08/22 06:40
https://japanese.joins.com/JArticle/337846