タイ・バンコクが、Z世代(GenZ・1997年〜2006年生まれ)が選んだ世界で最も住みやすい都市第1位に選ばれた。
旅行専門メディア「CNNトラベル」は最近、英国の旅行雑誌タイムアウトを引用し、タイの首都バンコクがZ世代が選んだ世界最高の都市に選ばれたと報じた。
それに先立ち、タイムアウトは世界中の都市在住者1万8500人を対象に「最も住みやすい都市」に関するアンケートを実施した。調査結果、南アフリカの有名リゾート地・ケープタウンが2025年の「最高の都市」に選ばれた。
ただし、回答者の中からZ世代だけを抽出すると、1位の都市はバンコクだということが分かった。バンコクは「物価が安い」「人と触れ合いやすい環境」などの評価を受け、Z世代の人気を集めた。バンコクに住むZ世代の回答者の84%が「現在の生活に満足している」と答え、71%が「生活費の負担が少ない」点をメリットとして挙げた。
バンコクに続いてオーストラリアのメルボルンが2位を占めた。次いで南アフリカ・ケープタウン、米国ニューヨーク、デンマーク・コペンハーゲンが上位にランクインした。6〜10位はスペイン・バルセロナ、スコットランド・エディンバラ、メキシコ・メキシコシティ、英国ロンドン、中国上海の順だった。
メルボルンは都市の多様性と包容力で高い評価を得た。回答者の96%はメルボルンを「芸術と文化の都市」と答えた。ケープタウンは「美しい景観」、ニューヨークは「眠らない都市」として好評だった。
一方、11位〜20位には、オーストラリア・シドニー、中国北京、フランス・パリ、日本東京、ドイツ・ベルリン、スペイン・セビリア、米国シカゴ、タイ・チェンマイ、チェコ・プラハ、ポルトガル・リスボンがランクインした。
2025/08/26 11:34
https://japanese.joins.com/JArticle/338000