ソニーが制作した大ヒットKPOPアニメ、日帝の蛮行を全世界に知らしめる結果に

投稿者: | 2025年9月27日

 最近、世界的に動画配信大手「ネットフリックス」のアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(以下、「KPOPガールズ!」)がブームを巻き起こす中、日本が同作品の制作に参加したにもかかわらず、日帝強占期の日本の蛮行が海外に知れ渡るという皮肉な結果が起きている。

 海外のあるティックトッカーが、日帝強占期に日本が韓国のトラを「害獣」と見なし、組織的に狩りを行って絶滅させたことを動画で紹介したが、この動画は23日現在、120万回以上再生されている。

 このティックトッカーは、「KPOPガールズ!」に出てくるトラのキャラクター「ダーピー」が好きで、韓国のトラについて検索していたところ、この事実を知ったという。

 実際に日本は1917年、征虎(せいこ)軍という民間のトラ狩り部隊を組織し、チョウセントラ(アムールトラ)の討伐を行っていた。

 この動画のコメント欄には、海外のネットユーザーたちから2000件を超えるコメントが殺到した。ほとんどは日本による日帝強占期の蛮行に言及する内容だった。

 海外のネットユーザーらは「彼ら(日本)は韓国の民族のアイデンティティーを抑圧するために、韓国の国花であるムクゲの花を絶滅させようとしたが、今は逆に回復力の象徴となった」「日本はあまりに多くの戦争犯罪を犯した」「日本は韓国の伝統的な建築物をほぼ全て破壊した」「日本は戦争犯罪を歴史の本に書いていない。ほとんどの日本人は自国の残酷な行為を知らない」などの反応を見せた。

 このニュースは韓国のコミュニティーサイトでも大きな話題となった。

 韓国のネットユーザーらは「『KPOPガールズ!』が、誰もできなかったことを成し遂げた」「『KPOPガールズ!』が日本の蛮行を世界に知らしめた」「(『KPOPガールズ!』の制作に参加した)ソニーが予想していなかった結果だ」「文化の力はすごい」などの反応を見せた。

 あるネットユーザーは「日本資本であるソニーが制作に参加したという点が皮肉だ」とつづった。

 『KPOPガールズ!』は、日本のソニー・ピクチャーズ アニメーションと、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが共同で制作した。韓国のK-POPと神話を現代的に再解釈したこの作品は、ネットフリックスで視聴者数1位、OSTはビルボードのチャートで1位になるなど、ブームを巻き起こした。

キム・ミョンイル記者

2025/09/27 08:40
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/09/25/2025092580195.html

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