大谷が本塁打2発! ドジャース打線爆発でポストシーズン初戦勝利

投稿者: | 2025年10月1日

ロサンゼルス(LA)ドジャースが「スーパースター」大谷翔平の本塁打2発などで大量得点し、メジャーリーグ(MLB)ポストシーズン初戦を勝利で飾った。

ドジャースは1日(日本時間)、米カリフォルニア州LAドジャースタジアムで行われたシンシナティ・レッズとのナショナルリーグ(NL)ワイルドカードシリーズ(3戦2先勝)第1戦を10-5で制した。両チームの第2戦は2日に同じ場所で行われる。ドジャースは山本由伸、シンシナティはザック・リッテルをそれぞれ先発投手として予告している。

 ドジャースは本塁打5本の打撃力でシンシナティを制圧した。1番指名打者で出場した大谷がその開始を知らせた。大谷は1回表の打席でシンシナティ先発ハンター・グリーンの100マイル(約162キロ)の速球を引っ張り、先制ソロを放った。大谷のポストシーズン通算4号本塁打だ。

大谷はドジャースに入団した昨年、初めてMLBポストシーズンを経験したが、ディビジョンシリーズ(1本)とチャンピオンシップシリーズ(2本)で本塁打3本を記録した。今年は初めて出場したワイルドカードシリーズの最初の打席から本塁打を打ち、好スタートを切った。

機先を制したドジャースは3回、テオスカー・ヘルナンデス(3点)とトミー・ヒョンス・エドマンの連続本塁打で5-0とリードを広げた。5回にはヘルナンデスの2打席連続本塁打(1点)が飛び出した。

大谷は1回裏の本塁打の後、2打席連続で三振を喫したが、4打席目にまた本塁打を打った。6回二死一塁の場面で相手3番手コナー・フィリップスのスイーパー(時速160キロ)をとらえ、中越2ランを放った。飛距離146メートルの大型アーチだった。大谷のポストシーズン1試合2本塁打はこの日が初めてだ。

ドジャースは10-2とリードした8回、ブルペン投手の乱調で3点を失ったが、一死満塁の場面を無失点に抑えて相手の追撃をかわした。「ビッグゲーム投手」として有名なドジャース先発ブレイク・スネルは7イニング4被安打9奪三振1失点と力投した。

ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)は試合前に発表されたワイルドカードシリーズ出場選手リストに名を連ね、今季メジャーでプレーした韓国人選手のうち唯一、秋の野球の舞台に立つことになった。しかしこの日は出場機会がなかった。

一方、ボストン・レッドソックスは「宿敵」ニューヨーク・ヤンキースとのアメリカンリーグ(AL)ワイルドカードシリーズ第1戦で7回、代打・吉田正尚の逆転決勝二塁打などで3-1で逆転勝ちした。AL東部地区に所属する両チームはMLBで最も伝統があるライバルに挙げられる。ヤンキースは9回の最後の攻撃で無死満塁のチャンスを迎えたが、主力打者が三振、外野フライに倒れて得点できなかった。

デトロイト・タイガースはALシリーズでクリーブランド・ガーディアンズに2-1で勝利し、NLではシカゴ・カブスがサンディエゴ・パドレスに3-1で勝って先に1勝を挙げた。

2025/10/01 16:06
https://japanese.joins.com/JArticle/339341

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)