ドイツの大型マートチェーン「アルディ(ALDI)」が最近、自社ホームページのレシピコーナーでキムチを「日本キムチ」と紹介した。アルディは2年前、自社ブランドのキムチ製品を「中国キムチ」と表記していた。
徐坰徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は17日、自身のSNSで「最近ドイツに居住する多くの韓国人が情報提供をしてきたが、確認してみるとアルディが自社ホームページにキムチレシピを紹介しながら今度は『Japanisches Kimchi(日本キムチ)』と表記していた」と明らかにした。
続いて「アルディは売上45兆ウォン(約4兆7500億円)以上でドイツ流通市場を代表する超大型マートグループであり、ドイツだけでなくフランス、スペイン、デンマークなど欧州の国々に進出している」と説明した。
2年前には自社のキムチ製品にドイツ語(Original aus China)とイタリア語(Originale dalla Cina)で「中国で生まれた」という言葉を入れて論議を呼んだ。当時、韓国国内のネットユーザーと徐教授が企業側に抗議メールを送り、この言葉は削除された。
徐教授は「ドイツに居住する韓国人らが抗議メールを送っている」とし「こうした状況が続けば、欧州の人々もキムチが中国または日本の食べ物であるかのように誤解するので必ず正しい表記に変えなければいけない」と強調した。
2025/10/18 12:16
https://japanese.joins.com/JArticle/339936