【独自】高市首相の側近、旧統一教会の「韓鶴子報告」に登場

投稿者: | 2026年1月19日

 高市早苗首相の側近である自民党の萩生田光一幹事長代行が、故安倍晋三元首相をはじめ、自民党関係者と旧統一教会の橋渡し役を果たした情況が、旧統一教会の内部文書に多数含まれていることが18日に確認された。

 韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁に報告された「TM(True Mother)特別報告」文書によると、神日本家庭連合(日本の旧統一教会)は参議院選挙を3カ月後に控えた2019年4月頃、「萩生田浩一代行らと夕食をした」とし、「萩生田代行から『7月の選挙のために教団のトップに挨拶をしたい』という要請があり、夕食の席を設けることになった」と韓総裁に報告した。この夕食会の出席者には、自民党最大派閥の首長である細田博之、安倍内閣時代に総務副大臣を担った奥野信亮元議員、北村経夫議員などが記されていた。

 同年の選挙を3週間後に控えた2019年7月2日には、当時の安倍首相と旧統一教会幹部らの「20分面談」が実現した。報告書によると、旧統一教会の徳野英治前会長はこの席で、安倍首相と萩生田代行に旧統一教会の選挙支援を約束し、エルメスのネクタイを贈ったという。

 2019年7月の参議院選挙直後、萩生田代行は旧統一教会の選挙支援に感謝の意を伝えたという。徳野前会長は「2019年7月22日に韓国と安倍首相との会談を4回設け、橋渡し役を務めた自民党幹事長代行の萩生田議員を通じて、正式に安倍首相から感謝の意を伝えてきた」と伝えた。

 また、旧統一教会の組織票を基盤に当選したとされる北村経夫議員も、旧統一教会の拠点である「松濤本部」を訪問し、「おかげで当選した」と謝意を表した。徳野前会長は北村議員にも「安倍政権と真のお母様(韓鶴子総裁)とのパイプ役を果たしてほしい」と頼んだという。

 韓日関係が最悪だった2020年6月、旧統一教会側は日本の献金を韓国に送金する問題を解決する通路として萩生田代行に注目した。日本政府が韓国最高裁の強制徴用賠償判決に反発し、韓国を「ホワイト国」(輸出審査優待国)から除外し、両国の関係が悪化した状態だった。

 徳野前会長は「送金問題に対し安倍政権が厳格な措置を取るならば、自分が安倍首相に会って談判するつもりだ」とし、「幸いにも安倍首相との面会をこれまで仲裁してくれた萩生田現文部科学大臣とは常に連絡を取る関係なので、ひとまず有事の際にはそのようなホットラインを通じて直接談判するつもり」だと韓総裁に報告した。

 徳野前会長は2020年9月11日付の報告に「私たちと安倍首相との面会を一貫して斡旋してくれたのが萩生田光一大臣」としたうえで、「今まで5回安倍首相と会ったが、一貫して安倍首相との面会を設けてくれて、また面会の際には常に安倍首相のそばで見守った人物が萩生田大臣」とも強調した。

 安倍元首相が2021年9月、旧統一教会で開かれた「シンクタンク2022希望前進大会」でビデオ演説を行うのに橋渡し役を果たしたのも萩生田代行だったという。旧統一教会の関連団体「UPFジャパン」の梶栗正義議長は「6月11日、安倍首相との会食で、『首相も演説するでしょう』というと、(安倍首相が)『そうしなければなりませんね』と答えた」とし、「安倍首相の側近である萩生田文部科学大臣に会って相談をして安倍首相に(ビデオ演説での)参加要請を伝えてくれるよう頼んだ」と報告した。

 以後、萩生田代行は日本の旧統一教会側に「安倍首相がトランプ(米大統領)が決まったら、私も出て韓総裁を助け、大会を盛況にするのに一役買わなければと述べた」と伝えた。結局、安倍元首相は2021年9月5日午後7時頃、旧統一教会側のオフィスで演説動画を撮ったというのがTM報告の内容だ。

 安倍元首相が2022年7月に銃撃事件で死亡した後、萩生田代行は旧統一教会の内部報告に「摂理的義人」として登場する。徳野氏が行った2022年7月28日のTM報告には「萩生田大臣は安倍元首相と私たちとの橋渡し役を一貫して行ってきた」とし、「私たちには密かに『私は大丈夫です。何の問題もないので、心配しないでください。どうか耐え抜いてください』と激励している人物」だと書いた。

 だが、毎日新聞の18日付によると、萩生田幹事長代行はこの日、インターネット番組に出演し、TM文書に「旧統一教からエルメスのネクタイを贈られた」という内容が記載されたことと関連し、「事実無根だ。(旧統一教から)物をもらったことはない」と否定した。同報告書についても、「(日本の統一教側が)韓国の本部に頑張っているというご注進のようなリポートではないか」と述べ、事実と異なる内容を誇張して報告した可能性に言及した。

 ただし、旧統一教会から地元の関連団体に支援してもらったことはあると認めたうえで、これを自民党側の調査などにも報告したと述べた。さらに「(統一教関係者が)お客様として党本部に来たときに陪席を求められたり、部屋に案内したところで顔を合わせたことはあるかもしれないが、私が直接この団体と何かやってるってことは全くありません」と述べた。

2026/01/18 22:14
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/55220.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)