7対2→8対9→10対9。女子カーリング韓国代表の「5G」が大接戦の末、中国をも撃破した。
韓国は16日(日本時間)、コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアムで行われたミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック(五輪)女子カーリング1次リーグ第6戦で中国を10-9で破った。第5エンドに4点を加えて7-2と突き放した韓国だったが、中国の執拗な追撃に苦戦し8-9と逆転を許した。しかし、最終第10エンドで2得点を追加し、再逆転勝利を収めた。
初戦で米国に敗れた後、イタリアと英国を下したもののデンマークに足をすくわれていた韓国は、前日の日本戦に続き中国までも連破した。韓国はこの2連勝でこれまで4勝2敗を記録した。
カーリングは10チームが総当たりで対戦するラウンドロビン方式の予選を経て、上位4チームが準決勝トーナメントに進出する。予選の終盤に強豪との対戦が続く韓国は、必ず勝っておかなければならなかった中国を下し、一息ついた格好だ。
この日の予選が大混戦となる中、韓国(世界ランク3位)はスイス、米国と並んで4勝2敗で共同2位に浮上した。韓国は残る第7〜9戦で、強豪のスイス(世界1位)、スウェーデン(4位)、カナダ(2位)と立て続けに対戦する。他の大会であれば5勝4敗でも準決勝進出を狙えるが、大混戦の今大会では6勝3敗が予選突破の安全圏と見られる。
キム・ウンジ(スキップ)、キム・ミンジ(サード)、キム・スジ(セカンド)、ソル・イェウン(リード)、ソル・イェジ(リザーブ)で構成される韓国代表は、メンバー5人の名前やニックネームの語尾がすべて「ジ(G)」で終わることから「5G」と呼ばれている。ソル・イェウンのニックネームは「テジ(ブタ)」「イェップジ(可愛いでしょ)」「チャルタックジ(よく磨くでしょ)」だ。
0-0で迎えた後攻の第3エンド、キム・スジが相手のストーン3個を一気に弾き出し、大量得点のチャンスを作った。中国のスキップ、王芮がラストショットをミスし、韓国のストーン2個がボタンに近い1、2番となった。スキップのキム・ウンジが落ち着いてドローを成功させ、3点を奪う「ビッグエンド」を作り出した。
第4エンドに2点を返されたものの、第5エンドで再び「ビッグエンド」を決めた。中国がミスを連発し、ハウス内に韓国のストーン5個が陣取った。中国の王芮のラストショットも弱く、この時点で韓国は3点を確保。キム・ウンジがラストショットまで安着させ、4点を奪って7-2と引き離した。
しかし、中盤以降、中国の猛烈な追撃が始まった。第6エンド、キム・ウンジのラストショットが失速し、中国に3点を許した。第7エンド、韓国は1点失点に抑えて有利な後攻を維持した。第8エンドに1点を加えて8-6としたが、第9エンドにキム・ウンジが再び崩れ、中国に3点を許して8-9と逆転された。
「ドーパミンが溢れ出るようなショット」を放つことから「ドーパミンジ」と呼ばれるキム・ミンジが、第10エンドで相手のストーンを押し出し、自軍の赤いストーンを中央に送り込んだ。スキップのキム・ウンジも落ち着いたショットで有利な状況を作ると、ラストショットを完璧な「ヒット・アンド・ステイ」で繋げ2点を獲得。10-9で劇的な再逆転勝利を飾った。中継を担当したキャスターのソン・スンホンは、韓国の旧正月(ソルラル)にちなみ「新年の挨拶(セベ)のようなショット」と表現した。
韓国は2018年平昌(ピョンチャン)大会で銀メダルを獲得し「ヨンミ~!」ブームを巻き起こした「チーム・キム」以来、8年ぶりの五輪メダルに挑戦している。
2026/02/17 07:17
https://japanese.joins.com/JArticle/344918