4年待った末…韓国次世代中型衛星2号、ファルコン9で軌道に安着

投稿者: | 2026年5月4日

韓国国内の技術で開発された地球観測衛星「次世代中型衛星2号(次中2号)」が宇宙軌道への打ち上げに成功した。今年下半期から国土・資源管理や災害対応などの任務を本格的に遂行する。

宇宙航空庁によると、次中2号は3日午後4時(日本時間)、米国カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられ、初交信に成功した。発射から1時間後に高度約498キロでロケットから分離され、ノルウェーのスヴァールバル(Svalbard)地上局との初交信に成功して本体システムなどの状態が良好であることを確認した。米スペースX社の「ファルコン9」ロケットに搭載されて打ち上げられから約1時間15分後のことだ。

 次中2号は韓国航空宇宙産業(KAI)が開発を主導した500キロ級の地上観測用中型衛星で、本体と搭載体の主要部品を国内の技術で開発した。政府は今回の打ち上げが韓国の宇宙技術の自立性を高め、民間主導の衛星開発能力を示す契機になると見ている。次中2号は、白黒0.5メートル・カラー2メートルの解像度で地上を観測できる。衛星画像は国土・資源管理、地図製作、都市計画の樹立、地上の変化探知などに活用され、台風・豪雪・洪水・山火事などの災害被害の観測や対応にも使用される見込みだ。設計寿命は4年。

今回の衛星は、産業界の主管で独占開発した初の衛星でもある。KAIは2015年から「次世代中型衛星1号(次中1号)」の開発事業に韓国航空宇宙研究院(航宇研)と共同設計チームとして参加して技術移転を受け、2018年からは総括主管機関として次中2号の開発を主導してきた。次中2号は当初、2022年下半期にロシアのロケットで打ち上げられる予定だったが、ロシア・ウクライナ戦争の影響で打ち上げが4年近く延期された。

次中2号は初期運用を経て今年下半期から次中1号と共に任務を遂行する予定だ。次中1号は2021年3月に打ち上げられ、現在軌道内で正常に運用されている。

宇宙航空庁は次中2号の初期運用期間中、衛星と24時間交信を維持するため、ノルウェーのスヴァールバル地上局、南極のトロール基地および世宗基地の3つの海外地上局を連携・活用する計画だ。宇宙航空庁の呉泰錫(オ・テソク)庁長は「次中2号の打ち上げ成功は民間主導のニュースペース時代を開く重要な里程標」とし「韓半島(朝鮮半島)の国土・災害管理に必要な超精密画像を独自に確保することで、韓国の衛星産業の技術内製化と競争力を大きく強化した」と述べた。

2026/05/04 08:35
https://japanese.joins.com/JArticle/348520

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