韓米日外相が22日、半月ぶりにフィリピンで会い、「現状を一方的に変更しようとする試み」を含む域内情勢について意見を交換したと、韓国外交部が明らかにした。これは南シナ海全域に対する領有権を主張する中国を間接的に批判したもので、韓米日が同じ声を出したとみられる。
外交部はこの日、趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官とルビオ米国務長官、茂木茂木敏充外相がフィリピンのマニラで開かれた韓米日外相会談で「現状を一方的に変更しようとする試みを含め、域内情勢に関する意見を交換した」と明らかにした。
また「東南アジアを含むインド太平洋地域での航行および上空飛行の自由、海洋の合法的利用など国連海洋法条約(UNCLOS)に反映された国際法遵守と海洋安保強化に対する意志を再確認した」と伝えた。
この日の韓米日外相会談は、今月7日(現地時間)にトルコのアンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議以来15日ぶり。
「現状を一方的に変更しようとする試み」は通常、中国の南シナ海領有権拡大または台湾に圧力を加える試みを批判する際に使用する表現だ。3カ国外相が国連海洋法条約を挙げて「国際法遵守」を強調したのも中国を狙ったものと見ることができる。
中国は南シナ海「九段線」を根拠に南シナ海の主要拠点で人工島の建設などを強行し、フィリピンなど周辺国と摩擦を起こしてきた。これに対しオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所(PCA)は2016年、中国のこうした主張は国際法上の根拠がないとの判断を示したが、中国はこれを無視して現在も南シナ海の領有権を主張している。
今回の発表は韓米日3カ国がこの問題で同じ声を出すことを強調したとみられる。また日本外務省が「東南アジア諸国への関与の在り方や、力または威圧による一方的な現状変更の試みを含む地域情勢についても意見交換し、日米韓で緊密に連携していくことを確認した」と明らかにしたのも同じ文脈で理解できる。
韓半島(朝鮮半島)問題に関し、韓国外交部は「韓米日3カ国外相が韓半島の非核化という原則を堅持する中で、強固な対北抑止態勢を維持していくとの立場を改めて確認した」と伝えた。ただ、日本側は「国連安保理決議に基づく北朝鮮の完全な非核化」に対する韓米日公約を再確認したと明らかにし、温度差を見せた。
外交部当局者はこの日、記者らに対し「韓米日は互いに(南シナ海の部分について)共有する考えがある」とし「南シナ海が国際水路であり、安定、平和と直結するという観点で我々は米日と協議し、米日側は米日が考える現在の進行状況に対する評価を話した」と伝えた。この当局者は、米国のホルムズ海峡寄与要求に関しては「実質的な寄与をするという基本立場を持って事案を見ている」とし「我々はいかなる寄与ができるのか法的な問題などを考慮し、米国側と意思疎通をしている」と話した。
2026/07/23 07:59
https://japanese.joins.com/JArticle/352424