韓国国立中央博物館の大きなミス…独立運動家の書として展示した「親日派の書」

投稿者: | 2026年8月14日

韓国国立中央博物館が独立運動家の書として展示していた資料が、親日反民族行為者の作品である可能性が浮上したことを受け、該当資料を急きょ撤去して公式に謝罪した。

国立中央博物館は12日、公式ホームページに兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長名義の「特別展展示品の検証不足に対する謝罪文」を掲載した。

 問題となった資料は、先月開幕した特別展「私たちの食卓展」に展示された「一飯是国恩(一杯の飯もすべて国の恩である)」という書だ。これは壬辰倭乱の際に義僧兵を起こした騎虚(キホ)霊圭(ヨンギュ)大師の言葉を書いた作品で、博物館側は当初、忠清北道報恩(チュンチョンブクド・ポウン)出身の愛国志士、朴源根(1912~1950)先生が残した直筆として紹介していた。朴志士は日本統治時代、三仁会、新人倶楽部など抗日秘密結社の活動を主導し、最後まで変節を拒んだ独立運動家だ。

しかし10日、外部から当該資料に署名された「朴源根」が、親日派の朴重陽(パク・チュンヤン、1874~1959)の別名(異名)である可能性があるとの情報提供が寄せられ、状況が一変した。朴重陽は日帝強占期に黄海道(ファンヘド)知事、忠清北道知事、中枢院参議などを務め、3・1運動の鎮圧に積極的に乗り出した代表的な親日反民族行為者で、「朝鮮功労者名鑑」に日本の植民地統治への功績が大きい人物の一人として記載された人物だ。

情報提供を受けた博物館側は、直ちに該当資料を展示場から撤去し、現在は布で覆っている。この作品は、2019年にある美術品競売で、愛国志士・朴源根の書として出品されていたことが確認された。

兪弘濬館長は謝罪文で、「2019年の競売当時、愛国志士の書として知られていたため、国が困難な時に一杯の飯が持つ意味を振り返るため展示したが、同名の別人による作品である可能性があり、正確な確認のため撤去した」とし、「展示品の検証手続きが不十分だったことを反省し、観覧客と国民の皆様に深くおわび申し上げる」と述べた。

続けて博物館側は、「先祖の遺物だと思い、礼を尽くしてきた朴源根志士の遺族の方々が経験された混乱と心痛に対し、深く申し訳なく思う」とし、「今後、遺物の来歴を多角的に検証し、再発防止に努める」と付け加えた。

2026/08/14 09:45
https://japanese.joins.com/JArticle/353541

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