トランプ大統領は前日にも金正恩委員長と一緒に撮った写真を投稿し、「金正恩と私は本当にうまくやっている」と強調した。これに対し、今でも朝米対話の再開を念頭に置いて、北朝鮮に対して融和的なシグナルを相次いで発信しているという分析が出ている。北朝鮮はこれまで合同演習を「北朝鮮侵略演習」と規定し、強く反発してきた。
ただ、トランプ大統領の発言は、米国がトランプ政権2期目に入って強調している「同盟現代化」の加速化基調とも合わない。米国は中国をより効果的に抑止するため、同盟国の役割を強化することに重点を置いている。特にイラン戦争以降、米国が主要地域に戦力を選択・集中させようとする傾向が強まる中、在韓米軍に対してもその役割を中国牽制へと拡大する「戦略的柔軟性」を本格的に適用するとの見方が多い。
実際、今回の合同演習を控え、在韓米第8軍は「第1列島線内に戦闘力を迅速に投射し、核心的な地形を確保できる同盟の能力を立証する」と明らかにしていた。中国が太平洋で米国に対抗する「接近阻止・領域拒否(A2/AD)」戦略の核心は日本列島から沖縄、台湾、フィリピンにつながる「第1列島線」内で米国の戦力投射を制限することだ。在韓米軍は今回の演習と同盟の目標がインド太平洋での有事対応にまで拡大したことを示唆した。
しかしトランプ大統領は同盟現代化や中国抑止ではなく、北朝鮮との関係や費用という狭い観点から説明し、合同演習の規模縮小を指示したと明らかにした。米国防総省がインド太平洋において「拒否的抑止(deterrence by denial)」を通じて中国を軍事的に抑止するという方向性を数回にわたり明らかにしている中、軍の最高司令官である大統領がこれとは異なる話をするのは、トランプ大統領の即興性に起因する政策的リスクが改めて確認されたと見ることができる。
トランプ大統領は今回の投稿で突如イランの核問題に関連し、韓国が協力に消極的であるかのように問題視した。自らも「少し関係のない話かもしれないが」とし「私は最近、韓国の大統領にイランの非核化に参加するかと尋ねたが、彼らは断る(No thanks!)と言った」と主張した。具体的な参加内容や形式などは説明しなかった。
これに先立ちトランプ大統領はイラン戦争の局面で同盟国や友好国に対し、ホルムズ海峡への軍艦派遣や復興基金の支援を求めるなど無理な要求を繰り返してきたが、こうした脈絡で不満を露呈した可能性がある。これを安全保障体制と直結する合同演習と合わせて言及した点も意味深長だという指摘が出ている。
2026/08/17 10:42
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