「ボート貸してほしい」…北朝鮮、アジア大会控え韓国側関係者に要請

投稿者: | 2026年9月13日

北朝鮮のオリンピック委員会が、2026愛知・名古屋アジア大会のカヌー種目での出場に向け、韓国に競技用のボートを貸してほしいと要請したという。

聯合ニュースによると、北朝鮮オリンピック委員会関係者だと明らかにした発信者はアジアカヌー連盟(ACF)事務局長である大韓カヌー連盟のキム・ウンソク事務局長に電子メールを送り、今大会のカヌー・スプリントの競技に使うボート2台を借りたいと問い合わせてきた。

 このメールはグーグルアカウントを通じ英文で発送された。受信者は特定せず、「親愛なる同僚へ」というあいさつの言葉で始まった。

一般的にカヌー選手はサイズが大きいボート輸送の負担感から、現地の大会組織委員会を通じて借りることが多い。北朝鮮は組織委員会の公式窓口の代わりに韓国国籍の関係者に先に電子メールを送り実務的な助けを求めたと考えられる。

南北カヌーは以前に国際舞台で合同チームとして出場したこともある。南北は2018年のジャカルタ・パレンバン・アジア大会で、ドラゴンボート女子500mで合同チームを結成し国際総合大会で史上初の金メダルを獲得した。キム事務局長は当時大韓カヌー連盟所属で、北朝鮮のカヌーチームと交流した経験がある。

ただ韓国の現行法上、個人が北朝鮮側と無断で接触したり疎通することを禁止しており、キム事務局長は直接返信する代わりに、アジアカヌー連盟の実務責任者としてアジア大会組織委に北朝鮮の要請事項を伝え、組織委はこれを受け入れスプリント競技に使うポーランドのプラステックス社製のボート2台を貸し出すことを決めた。

カヌーは大きく、流れのない水で速度を競うスプリントと、急流をかき分けて行くスラロームにわかれて競技を行う

アジア大会公式情報サイトによると、カヌー・スプリントに出場登録を終えた北朝鮮の選手はチャ・ウンギョン、チョン・イェソン、オム・ジンギョンの女性選手3人だ。このうちチャ・ウンギョンとチョン・イェソンは2018年のジャカルタ・パレンバン大会で南北合同チームの選手として出場し韓国選手らと金メダルを合作した。

一方、北朝鮮は今回日本で開かれるアジア大会に初めて出場する。日本で夏季アジア大会が開かれた1958年の東京大会、1994年の広島大会には北朝鮮が参加を見合わせたり資格を得られなかったりしため選手団を送ることはできなかった。

2026/09/13 13:25
https://japanese.joins.com/JArticle/354967

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