「日本では170センチくらいなら平均だけど、韓国に行ったら小さく感じましたよ」
最近会ったある40代の日本人男性が、韓国人の身長を羨ましく思って言った言葉だ。実際、日本は韓・中・日三カ国の中で平均身長が最も低い。しかも、韓国人と中国人の平均身長が伸び続けているのとは異なり、日本人の身長は1990年代以降なかなか伸びていない。9月20日、日経新聞が専門家たちの意見を聞いたところ、3つの原因が考えられるという結論が出た。日本人の少食文化、妊娠中の女性の体重管理、幼児の睡眠時間が問題だというのだ。
国際研究グループ「NCD-RisC」が最近発表した各国の成長・発育分析結果によると、1985年の日本の19歳男性の平均身長は韓国・中国より高く、女性は同じくらいだった。しかし、34年後の2019年には男性172.1センチ、女性158.5センチとなり、韓国(男175.5センチ、女163.2センチ)や中国(男175.7センチ、女163.5センチ)に比べて男性は最大3.6センチ、女性は5センチの差が出た。韓国と中国は経済成長と栄養改善により体格が急速に大きくなっているが、経済的に不自由のない日本ではなぜか1990年代以降身長が停滞している。
最も説得力のある仮説は「エネルギー摂取量」の問題だ。日本人の一日一人当たりのエネルギー摂取量は、1995年から2023年にかけて緩やかに減少した後、停滞状態にある。また、日本人の一日の摂取量は韓国・中国より760-800キロカロリー少ないという。日経は「インスタント食品の普及など、食事の質が低下したこととも関連があるだろう」と分析した。実際、日本人は少食の傾向が強く、おかずの種類が豊富ではないため、野菜や各種ビタミン・ミネラルの摂取が少なめだ。
妊娠した女性のエネルギー摂取量の問題も主な理由に挙げられる。日本では2500グラム未満の低体重で生まれる赤ちゃんが10人に1人で、韓国・中国より割合が高い。日本の医学界は長年(1997-2019年)、「妊娠高血圧症候群」の予防のために妊婦の体重増加量に厳しい基準(7-10キログラム)を提示してきた。現在は基準が10-13キログラムに緩和されたが、それでも依然として韓国の基準(11.5-16キログラム)より低い。日本では「小さく産んで大きく育てる」という通念が長く続いており、わざとダイエットをする若い妊婦も増えている。
三つ目は乳幼児期の睡眠問題だ。子供の成長と発育に睡眠が重要であることはよく知られている。米国のフィラデルフィア小児病院の論文によると、日本の0-3歳児の一日の総睡眠時間は11.62時間で、中国(12.49時間)、韓国(11.9時間)より短かった。なお、日経は「韓国では教育だけでなく外見や身体的な面でも有利な条件を子供に与えたいという意識から、『成長ホルモン注射』を使用する家庭も増えている」と付け加えた。
2026/09/27 08:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/09/23/2026092380199.html