バンス米副大統領が韓国のアラスカ州液化天然ガス(LNG)プロジェクト参加と関連し、「まだ一部細部事項を調整しなければならない」と話した。投資を既定事実化したトランプ大統領と違い、韓国との協議が終わっていない点を認めた発言だ。ただバンス副大統領もやはり韓国と日本も事業成功を望んでいるという趣旨で話し、事業の実現を楽観した。
バンス副大統領は5日、アラスカに出発する前に記者らと会い、「明確に細部事項は調整しなければならず、韓国もやはりこれを言及した」と話した。この発言は韓国は合意がなされたものではないと主張するのにアラスカLNG事業が現実化できるかという質問に答える過程で出た。
トランプ大統領は先月30日、韓国がアラスカLNGプロジェクトに500億ドルを投資することにしたと発表した。これに対し韓国政府は検討中の事業だと反論し、トランプ大統領は2日、「韓国は合意していないというのか。彼らにすぐ合意しなければ2倍に引き上げると伝えなさい」と圧迫した。
これと違いバンス副大統領は両国間で協議する事項が残っている点を確認した形だ。ただバンス副大統領もやはり事業の成功に自信を見せた。彼は「この事業に対しては需要がある。米国産天然ガスに対する強い需要がある。そうなるようにさせられると思う」と話した。
彼は「これはわれわれだけでなくアジア諸国も成功を望む事業だ。韓国だけでなく日本もこのガス管を見たがっている。東アジアの多くの国が天然ガス価格上昇問題を抱えており、米国の天然ガスがもっと供給されることを願っていること」とも話した。これに向け韓国と日本の寄与を期待するような発言だった。
トランプ政権がアラスカLNG事業にこのように力を入れるのは11月の中間選挙を控え経済的成果を誇示する必要が大きいためと分析される。アラスカは共和党が強さを見せてきた地域だが今回の中間選挙では接戦が広がる様相だ。最近ニューヨーク・タイムズがシエナ大学と実施したアラスカ上院議員選挙世論調査で、民主党のメアリー・ペルトラ候補が50%で現役の共和党ダン・サリバン上院議員の43%に7ポイントリードする結果が出た。
バンス副大統領はこの日アラスカに移動してサリバン氏の応援遊説に出た。トランプ大統領もやはりアラスカを近く訪れると予告した。
2026/10/06 08:58
https://japanese.joins.com/JArticle/355901