明洞から金浦空港まで48万ウォン…韓国「外国人観光不便申告」が過去最大(1)

投稿者: | 2026年10月21日

最近韓国を訪れたある日本人観光客はタクシーに乗ってあきれる領収証を受けた。ソウル・明洞(ミョンドン)から金浦(キンポ)空港まで移動したタクシー代として48万ウォン(約5万7245円)が決済されたためだ。飛行機の出発時間が迫っていた彼は泣き寝入りする形で料金を支払った。その後この区間の平均タクシー料金が3万ウォン前後という事実を確認すると、当局に不便申告をした。調査の結果、タクシー運転手はメーターを作動させないまま走行し、目的地到着後に料金を手動で入力していたことが明らかになった。

韓国カルチャーブームに乗り史上初めての「訪韓外国人2000万人時代」を目前にしているが、現場のサービス水準はこれに追いつかずにいる。韓国観光公社によると、1~8月の累積訪韓外国人は1504万人で前年同期より21.6%増えた。こうした傾向ならば今年の外国人観光客は2200万人を上回る見通しだ。同じ期間に外国人のカード決済額も14兆180億ウォンで48.5%急増した。

 しかし外国人の観光不便申告件数もやはり増加している。韓国観光データラボによると、1~9月に全国から寄せられた外国人観光不便申告件数は2057件だ。これはコロナ禍直前の2019年の年間申告件数1023件の2倍水準だ。訪韓外国人が過去最大を記録した昨年の年間申告件数1593件も上回る。申告類型別では、宿泊、ショッピング、タクシー、空港(航空)、飲食店などの順で多かった。ソウルに集中した外国人観光需要が地方に拡散し、不便申告もソウルだけでなく釜山(プサン)、仁川(インチョン)、済州(チェジュ)などさまざまな地域に増加している。

「ぼったくり」議論は相変わらずだ。ある米国人観光客は飲食店で「食器・おかず利用料」として1万5000ウォンが別途請求された。ある中国人観光客は先月ソウルでタクシーに乗った後に、すでに料金が自動決済されているのにドライバーから改めて現場決済を要求された。宿泊業者がすでに確定した予約に追加費用を要求したり。予約を一方的に取り消した後に客室を高い価格で再び販売する事例もあった。

外国人差別議論も続いた。あるフィリピン人観光客は週末夜の飲食店で引き返さなければならなかった。店主が自身には「営業が終わった」と話してだ。しかしその後韓国人8人が同じ飲食店に入って食事をした。別の中国人観光客は先月釜山のホテルで追加のふとんと無料のミネラルウォーターを求めたが拒否された。

訪韓観光客の旅行トレンドが画一的な観光スポット訪問から抜け出し「韓国人の日常空間」に入り込み、こうした日常の中の不便事例がさらに頻繁になることが予想される。韓国観光データラボの「2025外来観光客調査」によると、訪韓前に考慮した観光活動はグルメ観光が61.7%、ショッピングが57.3%、自然景観観賞が35.6%の順だった。K-POPと韓流スター関連訪問は2024年の14.2%から昨年は17.1%に増加したのに対し、古宮・歴史遺跡訪問は同じ期間に24.1%から21.6%に減少した。

2026/10/21 07:25
https://japanese.joins.com/JArticle/356567

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