韓国で日本産ビールの今年第3四半期までの累計輸入額が1000億ウォン(約120億円)に迫り、韓国の輸入ビール市場で成長を続けている。2019年の日本製品不買運動の影響から抜け出し、再び人気を集める中、業者間の競争も激しくなっている。
韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、今年1-9月の日本産ビール輸入額は7522万3000ドル(約119億円)で、前年同期(6019万7000ドル)に比べ約25%増えた。
韓国の日本産ビールの輸入量は、2019年の日本製品不買運動で急減した。2018年に7830万ドルだった日本産ビール輸入額は、2019年に3975万6000ドルと半減。2020年の輸入額は566万8000ドルで、前年比で85.7%減少した。
その後は回復傾向を示し、昨年は7914万8000ドルで過去最高を記録した。今年は9月までに昨年の年間輸入額の95%に達しており、従来の記録を更新するとみられる。
日本のビールの人気は、最近全般的に縮小している韓国の輸入ビール市場とは対照的だ。ビール全体の輸入額は2018年に3億968万ドルでピークに達した後、昨年は2億1580万ドルに減少した。7年間で年平均約5%減った計算だ。
日本のビールの成長は、日本旅行で現地の商品を直接味わう消費者が増え、日本文化に対する認識が友好的に変わった影響と分析される。日本政府観光局(JNTO)によると、昨年日本を訪れた韓国人は約946万人で、過去最多を記録した。今年は1000万人を突破するとの見方も出ている。
2023年に発売された「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」など人気商品の発売拡大も、日本産ビールの輸入増加を後押しした。ロッテ七星飲料と日本のアサヒグループの合弁会社であるロッテアサヒ酒類は今年6月、糖質ゼロ商品「アサヒ スタイルフリー」を韓国で発売し、商品ラインアップを拡大した。日本のサッポロ、ヱビスビールを輸入・流通するエムズビバレッジも昨年6月、糖質とプリン体含有量を減らした「サッポロ生ビール ナナマル」を韓国で発売した。先月には、ザ・現代ソウルにヱビスビールのポップアップストアも開設した。
日本のキリンビールの輸入・流通を手掛けてきたハイト眞露は最近、韓国国内での生産も始めた。ビールの品質管理に厳格なキリンが、アジアで外部企業と技術提携を結んで生産する初の事例だ。今月からハイト眞露の全州工場で「キリン一番搾り」の缶を製造している。来年には、韓国国内販売量の約75%を韓国で生産する計画だ。
2026/10/21 15:38
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