◇金与正氏らが「国境要塞化」現場視察 正恩氏の意思強調
北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、朴正天(パク・ジョンチョン)国防省顧問と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党総務部長が20日に南部国境の要塞化作業現場を視察したと報じた。同通信によると、朴氏は国境の恒久化に向けた遮断物工事の状況を確認し、敵の妨害と威嚇の中でも国境線を強化するために奮闘している将兵らを激励したという。金与正氏は、国家元首(金正恩氏)が領土主権を行使するうえで一寸の譲歩もあってはならず、敵対国との国境線を最も永久的な線にするよう命じたと強調した。北朝鮮は南北軍事境界線を国境と称し、鉄条網や地雷の設置など「要塞化」を進めている。
◇李大統領「警察の責任重い」 改革の重要性強調
李在明(イ・ジェミョン)大統領は21日、警察庁で開かれた「警察の日」記念式典に出席し、「約70年間維持されてきたわが国の刑事司法体制が全面的に改編され、警察の権限がかつてないほど大きくなった分、警察の責任も重くなったことを肝に銘じなければならない」とし、「何が不足していたのかを冷静に振り返り、誤った慣行や制度は果敢に正す改革に取り組むべきだ」と述べた。李大統領は「引き受けた任務を誠実に果たす皆さんの苦労をよく承知している」とした上で、「少数の逸脱者や不十分な対応が組織全体の信頼や評判を損ないかねないことを常に警戒しなければならない」と強調した。
◇前中央選管委員長の自宅を家宅捜索 海外出張巡る不正容疑
特別検察官チームは、公務を口実に観光目的の海外出張を行った疑いがもたれている盧泰嶽(ノ・テアク)前中央選挙管理委員長の自宅を家宅捜索し、携帯電話などを押収したと発表した。同チームは、中央選管委の関係者が公文書である国外出張結果報告書に虚偽の内容を記載した疑いを把握し、業務上横領、虚偽公文書作成・同行使の容疑で家宅捜索を行ったと説明した。大法官(最高裁判事)も務めた盧氏は、中央選管委員長在任中、3回にわたり海外出張に配偶者を同行させ、経費を選管委の予算から支出したとされる。盧氏の自宅が家宅捜索を受けたのは今回が初めて。
◇国立中央博物館長が辞意 「個人所蔵品」展示で物議
国立中央博物館の兪弘濬(ユ・ホンジュン)館長が、同博物館で展示した自身の所蔵品を巡る問題を受け、辞意を表明した。兪氏は美術史学者で、ベストセラー「私の文化遺産踏査記」の著者としても知られる。2004~08年に文化財庁(現・国家遺産庁)庁長を務め、昨年7月に同博物館の館長に就任した。同博物館が今年7月から開催中の特別展で、当初は愛国志士が書いたと紹介した遺墨が日本の植民地統治に協力した「親日派」の人物が書いたものと判明し、撤去されたが、今月中旬にこの作品が兪氏の所蔵品だった事実が明らかになり、問題になった。
◇元特別検察官に一審より軽い懲役6年 都市開発巡る収賄罪
ソウル郊外にある城南市大庄洞の都市開発事業に絡み、民間事業者から不正に資金を受け取ったとして収賄などの罪に問われた朴英洙(パク・ヨンス)元特別検察官の控訴審判決公判があった。ソウル高裁は朴被告に対し、懲役6年、罰金2億ウォン(約2400万円)、追徴金2億ウォンを言い渡した。一審は朴被告が3億ウォンを受け取ったと認め、懲役7年を言い渡したが、高裁はこのうち2億ウォンについてのみ罪が立証されたと判断し減刑した。大庄洞開発事業で便宜を図った見返りとして、事件の中心人物である資産管理会社の大株主から50億ウォンを受け取る約束をしたことについては、一審と同様に無罪とした。
2026/10/21 18:00
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20261021002200882