今年30個目の台風が近づいている。
21日、日本気象庁によると、スーパー台風「チャンパー」(台風30号)は同日午前、日本の沖縄県からフィリピン東方の海上方向へ890キロメートル離れた地点から北上している。15日に発生した「チャンパー」は今年北西太平洋で発生した30個目の台風で、1年に30個以上の台風が発生するのは2013年以来13年ぶりのことだ。
今年は1月から毎月台風が発生しており、「第30号」に到達する時期も例年より早い。日本気象庁によると、1951年の統計開始以降、1965年、1967年、1971年に次いで4番目に早い記録だという。
「チャンパー」は、ラオス語で赤い花が咲く木の「チャンパー」に由来する。台風の名前は、かつては米国が付けてきた英語式の名前が使用されてきたが、2000年から、北西太平洋と南シナ海で発生する台風の名前は、この地域の政府間機関である「台風委員会」に加盟した14カ国が提案した140の名称に変わった。140の台風名は台風の発生に伴い順番に使われる。
例えば、2000年の台風第1号にはカンボジア語で「象」を意味する「ダムレイ」、第2号には中国語で「龍王」を意味する「ロンワン」という名前が付けられた(後に140の台風名のなかで2番目は「天馬」を意味するティエンマに変更された)。韓国語の台風には、ケーミー(11番・あり)、ナレ(25番・羽)、ナーリー(39番・百合)、ヌグリ(53番・たぬき)、チャンミー(67番・ばら)などがある。日本語名の台風には、コイヌ(5番・小犬座)、トモ(19番・とも座)、ヘビ(33番・へび座)などがある。深刻な被害をもたらした台風は、別の名前に置き換えられ、再び使用されることはない。今年の台風が「チャンバー」(90番)で終わった場合、来年の台風第1号は91番目でマカオが提案した「インファ」(花火)となる。
比較的弱い台風だったチャンパーは、発生から6日で極めて強力な台風へと発達し、当初の最大風速は秒速20メートルから60メートルへと3倍に達した。日本では秒速54メートル以上の台風を指す「猛烈な台風」に、米国と香港では「スーパー台風」に分類されている。日本では秋の台風による被害が懸念されている。NHKは同日、「台風30号は20日夜から再び発達し、『大型で猛烈』な台風となっている」とし、「23日から24日のしあさってごろにかけて非常に強い勢力で先島諸島に接近し、暴風や高波が予想される」とし、「早めの台風対策をとるよう」呼びかけた。
台風の影響で、沖縄・那覇などではすでに一部の便の欠航が決まった。TBSは「台風30号の接近に伴い、全日空は、22~24日にかけて、沖縄の那覇・宮古・石垣を発着する便を中心にあわせて57便の欠航を決めた」とし、「利用者約5450人が影響を受ける見通し」だと報じた。
「10月の台風」が朝鮮半島に直接影響を与えるケースは多くない。秋が深まると、台風の方向に影響を与える北太平洋高気圧の縁が朝鮮半島から日本方面へ移動するなどの理由により、台風の進路が日本列島方面へ変わる場合が多いためだ。ただし、チャンパーがスーパー台風へと変わったことで、豪雨や暴風への備えが必要とみられる。
同日、韓国外交部は海外安全通知を通じて、「台風30号チャンパーの影響により、22~25日の間に日本、台湾、中国の一部地域で航空便の欠航や遅延、悪天候が予想される」とし、「激しい雨や強風、高波による沿岸地域の浸水、停電、通信障害、海洋活動における危険が生じる可能性があるため、気象情報や安全情報をこまめに確認してほしい」と注意を呼びかけた。
2026/10/21 22:19
https://japan.hani.co.kr/arti/international/57465.html