デビュー20周年、日本を代表する男性ロックバンド「韓国語の歌は美しい」

投稿者: | 2026年10月25日

 「ワー!」。今月4日、仁川のパラダイスシティで開かれた韓日合同音楽フェスティバル「XMF 2026」の舞台裏。ヘッドライナーとして韓国を訪れた日本の男性4人組バンド、ONE OK ROCK(ワンオクロック)が姿を見せると、周囲の出演者たちがその近くに集まった。メンバーらに注がれる憧れのまなざしから、「バンドが憧れるバンド」という言葉が思い浮かんだ。

 Taka(ボーカル)、Toru(ギター)、Ryota(ベース)、Tomoya(ドラム)からなるONE OK ROCKは、日本で「国家代表級バンド」に数えられる。2007年に正式デビューし、それから3年で日本のロックの聖地「武道館」のステージに立った。スタジアム級の公演を何度も完売させ、海外へと活動の場を広げた。2019年には英国のポップスター、エド・シーランのアジア・ツアーのオープニングアクトとして韓国を訪れた。

 来年、デビュー20周年を迎えるONE OK ROCKは、今月30日に新曲『Fever』を収録したベストアルバムをリリースする。メンバーたちに直接会ってインタビューし、長く活動を続ける秘訣(ひけつ)を尋ねると、「それぞれの持ち場で、自分の仕事を確実に、一生懸命にやること」と答え「結局、バンドを支えるのは見せかけの格好良さではなく、スタッフやファンとの信頼とコミュニケーション」と語った。

 メンバーたちは初めて韓国を訪れた2011年の「ジサン・バレー・ロック・フェスティバル」のステージを鮮明に覚えていた。「もともと韓国は好きでしたが、一方でK-POP文化が強い国にロックバンドが行って大丈夫だろうか、という思いもありました」。しかし、それは杞憂だった。「韓国の観客は毎回、ものすごく情熱的です」「日本の観客は比較的静かだが、1時間半(移動して)国境を越えただけなのに、これほど文化が違うのは興味深い」と話した。さらに「僕たちをここまで来させてくれた数多くの物語を胸に、ステージに立ちたい」と語った。

この日のインタビューでは、独学で流暢な英語力を身に付けたボーカルのTakaが、主に日本語と英語を使って答えた。チームで作詞を一手に担うTakaは「最初は日本語で構想しても、結局は英語の力を借りることが多い」として「日本語特有の中立的な情緒に、英語の直接的な表現力を組み合わせて歌詞を書く」と語った。

 韓国語の歌声については「美しい」と言った。Takaは「韓国の方々が歌う時の発音や声の出し方には、日本人には全くない部分がある」として「人の心に深く突き刺さる発音だ」と話した。2024年にアイドルグループBTSのJINの『君に届くまで』など、K-POP制作にもたびたび参加してきたTakaは、コラボする際の第一原則として「友情」を挙げた。「まず友人になり、対話を交わしてからでなければ、一緒に作業はできない」ということだ。

 ONE OK ROCKの歌詞は、社会的不条理や共同体の連帯などを積極的に表現し、高く評価されてきた。昨年リリースされたアルバム『DETOX』を制作した際には、社会や歴史、政治に関するTakaの思いを約40ページの文書にまとめ、制作陣と共有した。Takaは「僕たちは平和を愛している。今のように混沌(こんとん)とした世界で、影響力のある音楽家たちが平和に音楽を享受できる環境を整えるために、どのように貢献できるかについて頭を悩ませました」と語った。不合理なことを見過ごせない性格なのかと尋ねると「そういうタイプ」と笑った。「曲を書く時、政治的な事案をよく知る人たちの意見も聞く」として「誰かがやらなければ変わらないことを、僕たちが音楽を通じて先頭に立ってやっているような感覚」と話した。

 デビュー当初は午前1時(One o’clock)によく練習していたことと、「一つのいいロック(One OK rock)」という意味を同時に込めたバンド名のように、自分たちにとってロックとは「生き方」だと話した。Takaは「僕たちのバンドと歌を通じて、僕たちがどのように生きているのかを皆が見守ってくれたらうれしい」と語った。

2026/10/25 08:00
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2026/10/22/2026102280157.html

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