中国車、欧州で日本車を初めて抜く…5年でシェア0.5%→12.7%

投稿者: | 2026年10月29日

 中国の自動車メーカーが、欧州市場で初めて日本企業の販売シェアを上回った。5年前には0.5%程度にすぎなかった中国ブランドのシェアは、今年第3四半期に12%を突破した。

 26日、ブルームバーグ通信が市場調査会社「データフォース」の資料を引用して報じたところによると、今年7~9月(第3四半期)の中国ブランド自動車の欧州市場での登録台数は、前年同期と比べて約2倍に増加した。この期間、中国ブランドの市場シェアは12.7%となり、トヨタや日産などの日本ブランドのシェア(11.9%)を初めて上回った。中国ブランドの9月のシェアは14.5%となり、過去最高を記録した。前月より約3ポイント高い数値だ。

 中国車の欧州市場シェアは、5年前の2021年には0.5%程度にとどまっていた。その後、電気自動車とハイブリッド車で欧州市場の攻略に成功し、シェアを伸ばした。チェリーのスポーツ多目的車(SUV)ジャク7は、今年3月と9月にイギリスで最も売れた自動車モデルとなった。欧州の自動車市場は、欧州現地企業と、数十年にわたり基盤を築いてきた日本企業が主導してきたが、中国ブランドが日本の地位を脅かしている。

 中国企業の急成長は、自国市場の需要低迷とも連動している。BYD(比亜迪)やチェリー(奇瑞汽車)などは、中国国内での激しい価格競争と消費の鈍化に対応し、欧州市場への攻勢を強めている。今月開催されたパリモーターショーでも、BYDやチェリー、ジーリー(吉利汽車)自動車などが欧州市場を狙った新車を多数披露した。特に価格競争力を前面に押し出したハイブリッド車が販売増加を牽引している。

 欧州連合(EU)は、中国製電気自動車に追加関税を課したのに続き、来る12月からは中国製ハイブリッド車の輸入を制限することで、中国と原則合意した。これに加え、欧州連合は価格競争力を確保するため、現地で生産された自動車に補助金や税制優遇を優先的に提供する案も検討している。

 中国企業は欧州での生産を通じて規制に対応している。チェリーはスペインのバルセロナで自動車生産の準備を進めており、BYDはハンガリーの工場完成を控えている。リープモーターはステランティスと合弁し、スペイン・サラゴサ工場でスポーツ多目的車の生産を開始した。

2026/10/27 19:06
https://japan.hani.co.kr/arti/economy/57523.html

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