現代自動車、インドネシアに電気自動車一括生産体制構築

投稿者: | 2024年7月3日

 現代自動車グループがインドネシアを足場にアセアン市場の攻略に拍車をかけている。アセアン地域内で自動車市場の規模が最も大きいインドネシアにバッテリーから完成車まで現地一括生産できる体制を構築した。

 現代自動車グループは3日(現地時間)、インドネシア政府と「インドネシア電気自動車(EV)生態系完成記念式」を開いたと明らかにした。今回のイベントは、現代自動車グループがインドネシアでバッテリーから完成車まで一括で現地生産できるシステムを完成したことを記念するために開かれた。

 まず、現代自動車グループとLGエネルギーソリューションが合弁で設立したインドネシア工場(HLIグリーンパワー)は、今年第2四半期からバッテリーセルの生産に入った。このバッテリーセルは今月17日にインドネシアで発売する新車「ディオールニューコナエレクトリック」に搭載される。コナ・エレクトリックは2022年、インドネシアに建てられた現代自動車の工場で生産される。

 アセアン地域の人口は約7億人で、次世代自動車市場として注目されている。そのうち、インドネシアの自動車市場の割合は29.9%で最も大きい。現代自動車がこの市場に電気自動車の一括生態系を構築し、アセアン攻略に乗り出したと分析される。かつてアセアンは日本の完成車メーカーの菜園だったが、最近は中国の電気自動車メーカーがタイ・マレーシアなどに急ピッチで進出しシェア1位になった。

2024/07/03 17:34
https://japan.hani.co.kr/arti/economy/50489.html

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