「尹大統領・石破首相、来週ラオスで韓日首脳会談の予定」

投稿者: | 2024年10月3日

来週ラオスで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に合わせて尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と石破茂新首相が韓日首脳会談を行う予定だと、NHKが3日報じた。

NHKによると、1日に就任した石破首相は臨時国会会期末の9日に衆議院を解散した後、ラオスを訪問し、ASEAN首脳会議に出席する。これに合わせて石破首相は会議に出席する各国首脳とできるだけ多くの個別会談をする計画だ。

 NHKは石破首相が尹大統領のほか、オーストラリアのアルバニージー首相との会談を予定していて、中国の李強首相、インドのモディ首相との会談も調整中と伝えた。

これに先立ち石破首相は前日の2日、バイデン米大統領、尹大統領、アルバニージー首相と就任後初めて電話会談を行った。

尹大統領はこの日午後、日本の第102代首相に就任した石破首相との電話会談で、「北朝鮮の挑発が続く状況で韓日、韓日米が連携して応する必要がある」という認識で一致した。

大統領室によると、この日の約15分間の電話会談で、尹大統領は前日に日本の第102代首相に就任した石破首相に祝いの言葉を伝え、「韓日両国は価値と利益を共有する重要な隣国でありパートナーであるだけに、今後も両首脳が緊密に意思疎通をしながら協力を増進させていくことを望む」と述べた。石破首相は「就任後まもなく尹大統領と電話会談ができてうれしく思う。両国関係の発展のために努力してきた尹大統領のリーダーシップを高く評価する」とし「今後、緊密に意思疎通をして連携していくことを希望する」と答えた。

また、両国首脳は国交正常化60周年を迎える来年が韓日関係が一段階飛躍する良いきっかけになるという意見で一致した。北朝鮮の挑発に対応した軍事協力だけでなく、日本人拉致被害者と韓国人拉致被害者・抑留者、国軍捕虜問題など北朝鮮の人権問題に対しても協力を続けていくことにした。

石破首相は1日の就任記者会見で韓国との関係について「両国の関係は極めて重要だ」と強調した。ただ、「信頼関係を高めて友好を深めることも重要だが、それぞれの国益をもとにどのように真摯な議論をして成果を得るかが重要だ。国が違えば国益も異なる」とし、国益のためには退かない考えも表した。

2024/10/03 10:38
https://japanese.joins.com/JArticle/324488

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