孫興慜、競技力低下の懸念を復帰ゴールで払拭…韓国代表にも朗報

投稿者: | 2024年10月21日

「キャプテン」孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)がけがからの復帰戦でゴールを決め、競技力低下に対する懸念を実力で払拭した。

トッテナムは19日(日本時間)、英ロンドンのトッテナムホットスパースタジアムで行われた2024-25イングランドプロサッカープレミアリーグ(EPL)第8節のホーム試合で、復帰した孫興慜のゴールなどでウェストハム・ユナイテッドに4-1で勝利した。トッテナムは6位(勝ち点13)に浮上した。

 左FWで先発出場した孫興慜はトッテナムが3-1とリードした後半15分、今季3得点目となるゴール(2アシスト)を決めた。これを受け、孫興慜はEPL通算得点ランキングで20位内(123得点)に入った。ラヒーム・スターリング(アーセナル)と19位で並んだ。孫興慜は後半戦のトッテナムの3ゴールにすべて絡む活躍を見せた。

孫興慜は先月27日のカラバフ(アゼルバイジャン)との欧州サッカー連盟(UEFA)欧州リーグ試合でハムストリング(太もも裏の筋肉)を痛めた。その後、公式戦3試合に欠場した。韓国代表の北中米ワールドカップ(W杯)アジア3次予選のヨルダンとの第3戦(10日)とイラクとの第4戦(15日)からも抜けた。

孫興慜はEPL第2節のエバートン戦で2得点した後、しばらくゴールがなかった。このため「孫興慜の時代は過ぎた」という現地メディアの見方も出てきた。孫興慜が「エージングカーブ」(老衰化による実力低下)で下り坂に入ったという内容だった。ちょうど23歳の若いFWブレナン・ジョンソンがリーグ3試合連続ゴールを含む公式戦6試合連続ゴールでベテランの孫興慜と対照的な姿を見せた。

英メディアのコートオフサイドは17日(以下、日本時間)、「孫興慜のトッテナムの経歴がもうすぐ終わる可能性がある。球団はすでに孫興慜の後任者を指名し、獲得競争に動いている」と伝えた。するとしばらく消えていた孫興慜のサウジアラビア リーグ移籍説にまた火がついた。バルセロナ(スペイン)が孫興慜とトッテナムの契約が完了する来年夏に自由契約選手(FA)として孫興慜を迎えるという報道もあった。

しかし負傷から帰ってきた孫興慜が公式戦4試合ぶり、22日ぶりに復帰ゴールを決め、状況は変わった。トッテナムの勝利に決定的な役割をした孫興慜は51.9%の得票率でファンからEPL公式マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。孫興慜の今季3得点目は韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督にもうれしい便りだ。

孫興慜は試合後、TNTスポーツのインタビューで「競技場に復帰できてうれしい。美しい競技場でチームメートと共にプレーすることは私が最も好きなことの一つ」とし「特に結果を得た時はなおさらだ」と話した。続いて「(ファンの応援には)本当に素晴らしい。私は3週間ほど試合から抜けていて(10月のAマッチ2連戦をした)代表チームにも行くことができなかった」とし「ファンの前でプレーするのは光栄であり、ファンに報いたい」と語った。

2024/10/21 11:28
https://japanese.joins.com/JArticle/325177

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